万引き家族「バカな事した」、裁判官に父が悔悟 – 読売新聞

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 佐賀県内の商業施設で万引きを繰り返し、窃盗罪に問われた福岡市の父親と息子に対し、佐賀地裁が10日に判決を言い渡した裁判では、金に困った父親が家族を巻き込んで犯行に及ぶ過程が明らかになった。映画「万引き家族」の話題性もあり、注目を集めた事件。裁判官に「良心が痛まないのか」と問われた父親は「バカなことをした」と悔悟の念を口にした。

 父親は無職の男性被告(47)、息子は同、男性被告(25)。判決によると、2人は5、6月に共謀して3回にわたり掃除機などを盗んだ。

 一連の公判によると、息子は携帯電話代などを捻出するため、3月頃から万引きを始めた。「無職なのに金がある」と不審に思った父親が問い詰めると、息子は盗んだ品物を換金していることを打ち明けた。ギャンブルにのめり込むなどして困窮していた父親は逆に、「大型商業施設なら高く売れる品物がある」と持ちかけた。

 父親が店を選定。店員の目を盗み、カートに高額商品を満載して店を出る手口で、息子には見張り役をさせた。盗品は息子に質屋で売却させ、得た金は折半した。6月5日に2人とともに窃盗容疑で現行犯逮捕された元妻と娘は後日、釈放された。

 父親は被告人質問で「今となってはなぜ家族を巻き込んだのかわからない」と答えた。杉原崇夫裁判官が「優しい家族といるとまた犯行を繰り返す。独りで暮らした方が良いのではないか」と聞くと、「やめます、誓います」と述べた。

 判決は父親が懲役2年、息子が懲役1年6月、執行猶予3年だった。(横山潤)





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