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クルマのお役立ち情報[2018.10.02 UP]

全方位スポーティ【BMW 走り続けるドイツの名門】 後半

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Maintenance/BMWがヒストリックレーシングカーを動態保存する理由

文●グーワールド 写真●BMW

BMWグループの一部門であるBMW・グループ・クラシックでは、今日も世界各地から貴重なマシンが専門家によるメンテナンスを受けている。そこには、動態保存にこだわるだけの理由があるからだ。

BMWがレースカーのレストア事業を行う理由

 欧州では市販車をベースにしたツーリングカーレースが古くから盛んだ。走行性能を重視する欧州マーケットにおいて、ユーザーが日頃から目にしているクルマがライバルを破り勝利を収めることは、技術力のPRとしてこれ以上ないからだ。

 そしてBMWこそまさしく、レースでの活躍とスポーティイメージの訴求を長年積み重ねてきた代表的なブランドだ。

 近年、世界各国でクラシックカーを用いたイベントやレースイベントが盛況となっており、もちろんそのなかにはBMWのヒストリック車両も数多く参加している。そこでBMW本国が運営しているBMW・グループ・クラシックでは、1960年代、70年代、80年代のヒストリックレーシングカーを対象とした、部品の生産やレストア事業を2010年から行っている。

 こうした活動を行うのは、需要があるという理由だけではない。数々の伝説を生み出し、BMWのイメージを確固たるものにしてきた生き証人であるヒストリックレーシングカーが、動態保存されるという価値の大切さを重々承知しているからだ。

 写真やビデオだけでなく、動く本物が現存する。その事実は大きい。

初代M3は欧州のツーリングカーレースを席巻し、伝説となった。そのカラーは現代のM6GT3にも受け継がれている。
クラシックレーシングカーは、当時のメカニズムやチューニング技術をよく知る人間でないとメンテナンスは難しい。ただ外見だけ綺麗な状態で保存していればいいという簡単な話ではないのだ。

Customize/BMW M社が本気で遊んだカスタマイズカー

文●グーワールド 写真●BMW

我々が目にする市販車以外にも、自動車メーカーはありとあらゆる検討を行い、検討用として試作車が作られることもある。BMWは2016年、M3の誕生30周年を祝う取り組みの一環として、普段公開されることのない貴重な試作車を明らかにした。

初代M3ピックアップは約26年にわたり使われた

 まるでだまし絵のような上の写真は、CGによるフェイクではなく、BMW Mがそれぞれ1台ずつ製作し、所有していたテストカー。

 自動車メーカーは、研究開発や市販化検討のために試作車両を作るが、それが一般に公開されることはまずない。とくに最近ではシミュレーション技術の発達により、実走できる試作車の数は減少する傾向にあると言われているため余計だ。

 この写真が撮影されたのは、BMWの看板スポーツカーとも言えるM3が登場してから30周年を迎えた記念として。

 とくにユニークなのが、初代M3ピックアップをオマージュして作られた4代目E90ベースのピックアップ。わざわざ公道を走れるように市販車に近い作り込みと手続きが行われている。

 メーカーだからこそ実現できた、本気の茶目っ気カスタムだ。

初代M3(E30)をモチーフに作られたワンオフモデル。ベースは「320isカブリオレ」だが中身はM3同等。M社の構内で部品を運ぶ輸送手段として約26年間にわたって使われた。
こちらは2代目3シリーズ(E36)に存在したコンパクトがベースのM3。当時、3シリーズの入門モデルとして用意されたコンパクトを題材にした、そのギャップがおもしろい。
ツーリングボディのMモデルがどの程度の手間とコストで実現可能かを試みるため開発された試作車。美しいシルエットとたくましいフェンダーとのマッチングは魅力的だ。
エイプリルフールのジョークネタとして開発されたモデル。ベースは2011年のカブリオレで、ニュルブルクリンクを走るスパイショットやプレスリリースまで作り込まれた。

Tire/BMWの走りを支えるランフラットタイヤ技術

文●グーワールド 写真●BMW

どんなに優れたクルマでも、タイヤがないと走れない。そしてタイヤはパンクすると使えなくなる。そこで考え出されたのが、空気が抜けても走れるランフラットタイヤ。市販車で初めて採用したのはBMWだった。

安全と快適を走る歓びとともに

 タイヤにとって最大のトラブルであるパンク。走行不能になることは、予定が狂うだけでなく、治安によっては生命の危険にも繋がる。

 ダンロップタイヤは、1970年に世界で初めてランフラットタイヤを実用化。しかし、実際に市販車に採用されるには、まだまだ時間が必要だった。

 その理由はコスト。当時のものは専用ホイールが必要で、市販車に採用するにはコストがかかりすぎた。しかしその後、ダンロップはサイドウォールを補強することで、タイヤ内の空気が抜けてしまっても、一定の距離を走れるランフラットタイヤの開発に成功。2003年にBMWが5シリーズ(E60)の純正タイヤとして世界で初めてランフラットタイヤを採用したことで、本格的な普及が始まった。

 当初のものは、サイドウォールを固めたゆえに乗り心地が悪いというデメリットもあったが、現在では構造や素材を進化させることにより、普通のタイヤとほぼ変わらない乗り心地を提供できるようになった。

 また、現代ではダンロップ以外のメーカーもランフラットタイヤを開発。主要メーカーのほぼすべてがランフラットタイヤを販売している。

量産車で世界で初めてランフラットタイヤを採用した2003年登場のBMW 5シリーズ(E60)。車両とタイヤ、双方が技術を磨いている。
BMWが純正タイヤとして採用しているダンロップのSP SPORT MAXX GT。ディーラー以外でも注文可能だ。
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