箱入り、パウチ入り、缶入り エコフレンドリーお酒パッケージ – ジャーニー

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■ ワインといえば瓶のボトルに入ったものが一般的な中、環境に配慮してパウチ入り、缶入りといったオプションが増えている。その動きを追った。


「100%リサイクル可能なパッケージ」というコンセプトを掲げ、箱入り(bag in box)ワインを専門に販売するのは「When in Rome」。従来の瓶に比べてパッケージのリサイクルが容易になるだけでなく、輸送にかかる費用や温室効果ガスの排出量を削減できるという。ところが英国では、「箱入りワイン=安くて低品質ワイン」と思われがち。この意識改革を行うべく、同社では厳選したイタリアの小規模ワイン農家と契約し、高品質ワインを2.25または5リットルの容器に入れて英国に届ける。大手スーパー「ウェイトローズ」や百貨店「ハーヴィー・ニコルズ」でも取り扱い中といえば、その品質にも期待ができるだろう。
一方、スーパー各社のアルコール・コーナーで目につくようになったのは、200~250ミリリットルの缶に入った白ワインやスパークリング・ワイン、カクテル類。アルミニウムの缶は再利用しやすいばかりか、飲みきりサイズで夏のピクニック・シーズンに便利として重宝されている様子。リサイクルに関するアドバイスを行う機関「Resource Recycling Systems」によると、「世界的に見て、飲み物用の缶の69パーセントがリサイクルされるのに対し、瓶では46パーセント、プラスチックでは43パーセントにとどまる」のだそう。
さらに、品質重視のオンライン・ワイン・ショップ「More Wine」では、パウチ入り(Bagnum 1.5リットル)、箱入り(2.25~10リットル)、缶入り(200ミリリットル)など選択肢が広がる。英国に輸入されるボトルワインの数は年間18億本とされる今、リサイクルを考えることは環境保全に大きな影響を与えるのかもしれない。
この動きはワインにとどまらない。ロンドン西部に蒸留所を構える「The Sustainable Spirit Co.」では「高品質」「環境に優しい」をテーマに蒸留酒造りに取り組む。看板商品のジン「Boxer Gin」をボトル販売する一方、「Eco-Pouch」の名でパウチに入った詰め替え用2.8リットル(ボトル4本分に相当)も販売。瓶で買うよりお得なので、ジン好きには一石二鳥といえそう。 (文/西村千秋)

週刊ジャーニー No.1047(2018年8月9日)掲載





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