年収900万円なのに貯金ゼロ。子供の私立中合格が破たんの入口だった – livedoor

Home » ショップ » 家電 » 年収900万円なのに貯金ゼロ。子供の私立中合格が破たんの入口だった – livedoor
家電 コメントはまだありません



 3世帯に1世帯が貯金ゼロ――節約を意識し貯蓄している人たちからすると信じがたいが、日銀の金融広報中央委員会が調べた「家計の金融行動に関する世論調査」で報告されている’17年の調査結果だ。

 “貯まらない家庭”にはどんな傾向があるのか? そして、貯金ができない家庭にはどんな未来が待っているのか? 実際にお宅を訪問して判明した“貯まらない家族”の特徴を紹介する。

◆子供たちは私立中高一貫校に。学費と学習塾代で破綻寸前!
…世帯年収900万円の実例

 いまや都市部では、一般のサラリーマン家庭の子供が私立の中高一貫校に通うことは当たり前になっている。だが、パチンコホールチェーンに勤める大垣幸宏さん(仮名・47歳)のように、高い学費が家計を破綻寸前に追い込んでいるケースもある。

「年収900万円と平均より多くもらっていますが、職業的なステータスが低いこと、自分は高卒なのがずっとコンプレックスで、子供にはいい学校を出てほしいと思い、私立に通わせたんです」

 長男は無事私立の中高一貫校に進学。小学5年生の次男も中学受験に向けて学習塾に通い始めたという。学費を含めた教育費だけで収入の3分の1超を占める。結果、月々の収入では不足し、家計は毎月わずかながら赤字となっている。貯金は何年もゼロ状態だ。

「超過分は夏冬のボーナスから補填していますが、住宅ローンのボーナス払いや家電などの大きな買い物、帰省費用もボーナスから払うので、年間を通して貯金はまったくできない状況です。しかもパチンコ業界は深刻な不況で、ボーナス減額の話も出ています。ボーナスに依存している我が家の家計は立ち行かなくなります」

 子供の同級生は大垣さんより裕福な家が多く、妻のママ友付き合いも家計の負担になっていたとか。

「1500円のランチを普通に食べるような人たちで、それを週1とかですからね。クラス替えでバラバラになったときに付き合いを控えるようになりましたが、その程度では焼け石に水でした」

 47歳という年齢を考えると、老後のことも考えなければならないが、蓄えは1円たりともない。

 消費生活アドバイザーの丸山晴美氏は、「文部科学省『子供の学習費調査』によると、中学でかかる学習費総額は、私立は公立の約3倍。これからさらにかかる教育費の負担に押し潰されては本末転倒。現在の収入で本当に私立の中高一貫校が必要なのか、よく考えてください」とアドバイスする。

 大垣さんも私立中学への進学を諦めるか、本当にいよいよマズくなったら自宅マンションを手放して安い中古マンションに移ることも考えているという。

「子供のためとは言いましたが、本当は単なる親のエゴ。なまじ収入があったので『なんとかなるだろう』と思っていましたが、判断の甘さが事態をここまで悪化させてしまった。親として失格です」

 住む家まで失うことがないよう、人生設計してほしいものだ。

― 貯金0円の恐怖 ―





コメントを残す