4日間327.5kmの闘い ツール・ド熊野5月31日開幕 – cyclowired(シクロワイアード)

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三重県と和歌山県にまたがる熊野地域を舞台としたステージレース「ツール・ド・熊野」が、5月31日から6月3日までの4日間に渡り開催される。コース、出場チームなどをプレビューする。


昨年大会の最終ステージ4賞ジャージ昨年大会の最終ステージ4賞ジャージ photo:Hideaki TAKAGI
今年20回目の開催となるツール・ド・熊野は、1999年に初開催された「3DAY ROAD 熊野」を起源とし、2008年からUCI2.2クラスのステージレースとして開催されている。近年はツアー・オブ・ジャパンの翌週の開催が定着。1プロローグ+3ステージの開催も定番となっている。各ステージを紹介しよう。

5月31日(木)プロローグ 0.7km
昨年大会のプロローグで4位に食い込んだ中村龍太郎(イナーメ信濃山形)昨年大会のプロローグで4位に食い込んだ中村龍太郎(イナーメ信濃山形) photo:Hideaki TAKAGI
初日は新宮市内を流れる市田川沿いで行われるプロローグ。700mを走るタイムトライアルだ。50秒ほどで終わる短距離で平坦なコースだが、橋の上でコの字に曲がるコーナーの処理でタイム差がつく。その僅かなタイム差が総合優勝争いに影響することもあるだけに、気の抜けないステージとなる。

6月1日(金)第1ステージ 113.2km
赤木川に跨る橋を渡る集団赤木川に跨る橋を渡る集団 photo:Hideaki TAKAGI
昨年の第1ステージは入部正太朗(シマノレーシング)が制する昨年の第1ステージは入部正太朗(シマノレーシング)が制する photo:Hideaki TAKAGI熊野川温泉さつき前からスタート熊野川温泉さつき前からスタート photo:Hideaki TAKAGI

2日目は、赤木川に沿って走る16.3kmの周回コースでのロードレース。およそ平坦なコースであるが、1ヶ所だけ設定されたKOMに至る道は斜度が急で道幅が急激に狭くなり、集団を縦に引き延ばす。それでも毎年スプリント勝負になることが多いステージだ。

6月2日(土)第2ステージ 109.3km
ツール・ド・熊野のハイライト・丸山千枚田を上るメイン集団ツール・ド・熊野のハイライト・丸山千枚田を上るメイン集団 photo:Hideaki.Takagi
3日目は、ツール・ド・熊野のクイーンステージ。千枚田の登り、札立峠、2回目の千枚田と、3回のKOMが設定されるハードな山岳ステージだ。毎年このステージが総合優勝に大きく影響を与えており、今年も要注目ステージだ。

6月3日(日)第3ステージ 104.3km
第3ステージ 太地港に沿って登る集団第3ステージ 太地港に沿って登る集団 photo:Hideaki TAKAGI
8周目、スタート5km地点から逃げ続けるダミアン・モニエ(ブリヂストンアンカー)8周目、スタート5km地点から逃げ続けるダミアン・モニエ(ブリヂストンアンカー) photo:Hideaki TAKAGI最終日は太地町。今年からコースが一部変更され、これまで対面通行になっていた区間が無くなり、距離も1周10.5kmとなった。「ジェットコースター」と表現されるアップダウンが繰り返されるコースの性格は変わらない一方、フィニッシュ前1kmがゆるやかなカーブの連続となる。スプリント勝負になった時は、各チーム最後のポジション争いが見られるか。

KOMが設定された太地港沿いの登りは、千枚田と並んでツール・ド・熊野を象徴するシーンだ。


出場チーム・選手

今年の出場チームは、海外6チーム、国内13チームの計19チーム。

■海外チーム

HKSIプロサイクリング(香港)
タイ・ナショナルチーム(タイ)
セントジョージ・コンチネンタルサイクリングチーム(オーストラリア)
セブンイレブン・CLIQQロードバイク・フィリピン(フィリピン)
FORCAアムスキンズ・レーシング(マレーシア)
チャイニーズ・タイペイ(台湾)

■国内チーム

チーム右京
キナンサイクリングチーム
宇都宮ブリッツェン
マトリックスパワータグ
愛三工業レーシングチーム
シマノレーシングチーム
チームブリヂストンサイクリング
イナーメ信濃山形
ヴィクトワール広島
東京ヴェントス
チームユーラシア-IRCタイヤ
AACA選抜チーム
WJICF京都選抜

熊野で3度目の総合優勝なるか?マトリックスパワータグ熊野で3度目の総合優勝なるか?マトリックスパワータグ photo:Hideaki TAKAGI
ツアー・オブ・ジャパン優勝の勢いに乗って悲願の地元優勝なるか?キナンサイクリングチームツアー・オブ・ジャパン優勝の勢いに乗って悲願の地元優勝なるか?キナンサイクリングチーム photo: Yuichiro Hosoda

昨年個人総合優勝したホセ・ビセンテ・トリビオ擁するマトリックスパワータグは連覇を狙ってくるだろう。それに対し、悲願の地元優勝を目指すキナンサイクリングチームをはじめ、他チームがどのように対抗してくるかが見ものだ。

ツアー・オブ・タイランドの山岳ステージで強さを見せたベンジャミン・ディボール(セントジョージ・コンチネンタルサイクリングチーム)ツアー・オブ・タイランドの山岳ステージで強さを見せたベンジャミン・ディボール(セントジョージ・コンチネンタルサイクリングチーム) photo:Satoru Kato
海外チームでは、4月のツアー・オブ・タイランドを制したベンジャミン・ディボールが出場するセントジョージ・コンチネンタルサイクリングチームは注目だ。1級山岳の頂上フィニッシュステージで見せた登りの強さを、ツール・ド・熊野でも見せるか。また、フィリピンのセブンイレブンから金子大介が今年も出場する。

プロローグのタイムトライアルは15時30分スタート。大会の模様は全日程を「FRESH!」がライブ中継する。詳しくは下記リンクを参照されたい。





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