「ゴールデンウィークはPCゲームを満喫!」【前編】 – PC Watch

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 今年(2018年)のゴールデンウィークは2日間休みを取れば最大9連休になる久々の大型連休だ。連休といえばなんといっても毎日家に引きこもってゲーム三昧を楽しむのにはまたとない絶好の機会だ!

 いつもプレイしている格闘ゲームやオンラインゲームを楽しむのもいいけれど、今回はそんな連休の時ならではの楽しみ方として、いつもと違った切り口で楽しめるPCゲームを紹介していきたい。

 前編は、今でも有名なシリーズの過去作をSteamで購入して遊ぶスタイルだ。Steamでは昔のシリーズなどをセット販売しているものが多い。セット販売のシリーズの最大のメリットはコスパの良さだ。

 複数タイトルを1度に購入できて、しかもそれぞれが割引価格で販売されているので、単体で買うよりもおトク度が高い。そもそもSteamでは、少し前の過去作の価格がかなり安くなるので、あまりお金をかけなくても、かなりの本数が1度に購入できる。

 過去作をゴールデンウィークのうちに制覇してから、それらの最新作に挑めば、今まで遊んでいたストーリーやシステムなどに歴史を感じられるようになり、今までと違った目線で見られるようになるので、是非試してみてほしい。

 なお、今回紹介する作品のうち、旧作のほとんどが、英語音声、英語表示のみで、日本語に対応していないものとなる。中には有志による日本語化が行なわれている物もあるが、これらについては非公式のものが大半な上に、Steam版だと正常に動作しない場合もあるので、この辺りは自己責任で利用していただきたい。

クライムオープンワールドの原点! 「Grand Theft Auto」シリーズ

セット名:Grand Theft Auto:The Trilogy

パブリッシャー:Rockstar Games
価格:2,980円
セット内容:
・Grand Theft Auto 3
・Grand Theft Auto:ViceCity
・Grand Theft Auto:SanAndreas
Steamでのダウンロードページhttp://store.steampowered.com/sub/11902/

 今なお、最新作「Grand Theft Auto 5」が好調の「Grand Theft Auto」シリーズ。最初の頃は見下ろし視点でプレイするカーアクションタイプだったが、オープンワールドタイプへと進化した最初のシリーズとなる初期3部作が今回のセットとなる。

 本シリーズは街の中を自由に歩き回り、他人の車を勝手に盗んで乗り回したり、住人たちを殴ったり撃ち殺す事もできるなど、自由度の高さが特徴のオープンワールドゲームだ。ただし、法に触れることをやれば当然、警察が出動してくる。警察は非常に強力なので、迂闊に抵抗すると返り討ちに合うため、追っ手をまくなど、うまく“世渡り”していかなければならない。

 3タイトルの中でも主人公の体系が食事や運動などで変化するなど、遊びの要素が一番多いのはGrand Theft Auto:SanAndreasだが、本シリーズ未体験の人には、ストーリーがシンプルで分かりやすいGrand Theft Auto 3こそ最初におススメしておきたい。車にしか乗れなかったり、主人公が無個性な点など、初期作品ゆえの物足りなさも多いが、それゆえにオープンワールドの原点ともいえる魅力に溢れている。

 なお、Windows10でSteam版のGTA3をそのまま起動しようとすると、解像度640×480ドットのビデオモードに変更できないというエラーが出て起動できない場合がある。このような場合は、C:Program Files (x86)SteamsteamappscommonGTA3にあるGTA3の実行ファイルのプロパティを開き、互換性タブの中にある、解像度640×480ドットで起動できる設定への変更、および、管理者権限で実行する、のチェックを入れておく必要がある。もし起動しない場合は試してみてほしい。

ポリゴンは粗めだが、銀行強盗のカットシーンからスタートするGTA3のオープニングは、クライムオープンワールドの幕開けにふさわしい、スリリングな展開でプレイヤーを惹きつける。

カットシーン以降はかなり自由に行動できるようになる。気が向いたらメインのミッションを進めつつ普段は街中を車でドライブしまくったり、遊び方の自由度は非常に高い。

なお、GTA3では最初に向かう事になる我が家ではデータセーブや車をしまう事はできるが、体力が回復できない。体力を回復する手段は病院などに設置されたハートマークを取るしか方法がないため、病院などの位置は早い段階で覚えておく事が重要だ。

戦闘の自由度が高いFPS、「Far Cry」シリーズ

 つい先日、最新作の「Far Cry 5」が出たばかりの「Far Cry」シリーズは戦闘の自由度の高さが特徴のアクションFPSだ。正面から敵と戦う以外にも、敵の位置を把握した上で死角から奇襲をしかけたり、火炎瓶などを使って火事を発生させて壊滅させられるほか、ゲーム内に登場する乗り物も自由に乗れるようになっている。

 今回のセットでは最新作、「Far Cry 5」以外の全てのシリーズが含まれており、シリーズごとに設定された架空の戦争や、無人島を舞台にした冒険や戦闘が楽しめる。シリーズが進むごとに進化していくビジュアルを見て比較するのも面白い。

 記念すべき1作目の「Far Cry」ではヨットで遊んでいた主人公が、謎の集団に襲撃され、南国の孤島に流れ着いてしまう。主人公は謎の集団がうろつく孤島からの脱出を目指して何もない状態から武器やアイテムなどを拾って回収しながら進んでいく。FPS視点で南国の孤島をサバイバルする感覚はなかなか新鮮だ。マップ上には目的となるマーカーも用意されているが、そこ以外の場所に進んでも特にペナルティなどはなく、堅苦しさは感じずに楽しめた。

 現代が舞台のナンバリングシリーズ以外に、外伝として、レーザー武器などが登場する近未来SF風にアレンジした「Blood Dragon」や石器時代を舞台にした「Primal」などユニークな外伝もセットになっているので、日常より非日常が好きな人でも満足できるセットだ。「Blood Dragon」では、主人公自身もサイボーグとなって敵と戦っていく。周囲の情報などが分析できるサイボーグアイなど、自身のサイボーグっぽさを満喫しつつ、レーザー兵器などの強力な武器で敵を倒していく様子はなかなか爽快だ。

1作目の「Far Cry1」は、ポリゴン粗めだが、オープニングのほか、ストーリーを進めているとカットシーンが挿入される場面も多い。当時のFPSアクションの主流らしく、演出にも力を入れている印象だ

南国の孤島で、謎の集団と銃撃戦が発生! 動作はスムーズで、エイムもやりやすい。FPSをやった事があれば操作系の違和感もなく、没入できそうだ

3作目の番外編となる「Far Cry3 Blood Dragon」では、名前からだとファンタジー物を連想するが、実際はサイボーグの主人公を操作して戦う、近未来SFのストーリーが楽しめる

美しい3Dグラフィックスに酔いしれろ! 「MYST」シリーズ

セット名:Cyan Collection

パブリッシャー:Cyan Worlds
価格:6,810円
セット内容:
・Riven:The Sequel to MYST
・URU:Complete Chronicles
・Myst:Masterpiece Edition
・Myst V
・realMyst:Masterpiece Edition
・Obduction
・Cyan Children’s Pack
Steamでのダウンロードページhttp://store.steampowered.com/bundle/2270/Cyan_Collection/

 当時、美麗なグラフィックとシンプルな操作スタイル、難易度の絶妙なパズルの仕掛けや、奥の深いストーリーが話題となったアドベンチャーゲームの「MYST」シリーズ。1作目「MYST」、2作目「Riven」、完結編「Myst V」がプレイできるセット。MYST3と4は開発会社が異なることもあり、残念ながら今回のSTEAMのコレクションには収録されていない。なお、どちらも単体では中古などで購入可能なので、シリーズの流れが気になる人は別途探してみてほしい。

 筆者ははじめてのMystシリーズだったが、初代のMystは、クリックした場所に即座に移動したり、クリックした物の中身が確認できる、スムーズな動作が面白い。ただし、移動したい時は周囲の状況を何となく頭の中に入れておかないと、クリックしたあとで自分がどこにいるか分からなくなって混乱してしまう場合もある点は注意が必要だ。

 そのほかの収録作品のうち、「Obduction」はMYSTシリーズとは異なるが、MYST製作チームが2016年にリリースした新作パズルアドベンチャーゲームだ。MYSTシリーズを楽しみ、その終了を悲しんでいたMYSTファンの多くが飛びついた本作は、今回MYSTシリーズを楽しめたなら安心して遊べるタイトルとなっている。2016年リリース作品だけあって、グラフィックスの向上はめざましく、移動して周囲を見渡すだけでも清々しい気分になれる。

今見ると、さすがに美麗なグラフィック、とは言い難いが、リリース当時の解像度のディスプレイで見たらかなり衝撃を受けたかもしれない。今回は通常のMyst1を試したが、3Dグラフィックスになって周囲を見渡したりできる、「realMyst」も用意している

オープニングムービーは天から人が降ってきたかと思ったら本に変わり、その本が静かに主人公の手元に落ちてくるシーンからスタート。スタッフ名などが表示されており、映画のような雰囲気を演出している

Mystチームの新作「Obduction」は、静かな湖畔の夜、山の向こうに謎の光が動くのを見た主人公が光につられて近付いていくと……という不思議感満載のオープニング。オープニングでは途中まで操作が可能だが、謎の光に接触する直前になると周囲を見渡すことはできても一切操作できなくなるなど、ちょっとホラーな演出もなされている

シングルプレイもマルチプレイもあり! 「Unreal」シリーズ

セット名:Unreal Deal Pack

パブリッシャー:Epic Games, Inc.
価格:3,980円
セット内容:
・Unreal 2:The Awakening
・Unreal Gold
・Unreal Tournament 2004:Editor’s Choice Edition
・Unreal Tournament 3 Black
・Unreal Tournament:Game of the Year Edition
Steamでのダウンロードページhttp://store.steampowered.com/sub/683/

 広大な宇宙を舞台にしたSF FPSシューティングの名作シリーズ。マルチプレイ対応タイトルとして「Unreal Tournament」シリーズを3本収録、シングルプレイのシリーズとして「Unreal Gold」と続編の「Unreal 2」を収録する。シングルプレイでは、宇宙空間を飛び回り、エイリアンなどの敵を倒しつつ話を進めていくシンプルながらも奥の深いストーリーが楽しめる。シングルプレイのシリーズといいつつ、どちらもマルチプレイでの対戦も行なえるようになっている。

 宇宙で惑星間戦争が起こるような舞台設定のため、登場する乗り物も近未来っぽいデザインの宇宙船などで、スター・ウォーズなどが好きな人ならテンションが上がる。武器もSFっぽいエネルギー弾を発射するような物から、アサルトライフルやショットガンといった昔から変わらない定番の武器も登場するので違和感なくプレイできそうだ。

 ストーリーを楽しんだら、マルチプレイ対応の「Unreal Tournament」シリーズをシングルで楽しむこともできる。本シリーズはマルチプレイがメインだが、シングル用のシンプルなチュートリアルやストーリーもあるので、マルチプレイで対戦を挑む前に一通りプレイして慣れておく方がいいだろう。

 今でこそ、マルチプレイ対応のFPSシューティングでは、多様なゲームモードが用意されているが、本シリーズはそれらのゲームモードを生み出した元祖としても知られる。近々、Unreal Tournament 4もリリースが予定されているようなので、今のうちから予習を兼ねてプレイしてみるのも面白そうだ。

「Unreal Gold」は記念すべきUnrealシリーズ1作目に続編としてリリースされたMODをセットにしたもの。最初のストーリーは、主人公が囚人護送船で護送されているが、何らかの事故が発生したことで不時着したところからのスタートとなる。確かにスタート地点は薄暗いため、どこから脱出すればいいのか最初は四苦八苦してしまった。2階の奥にある扉の横から抜けられる通風孔のようなところから脱出することで前に進めると、謎のコンピュータルームに到着する

「Unreal Tounament 3 Black」ではシングルプレイの最初に何となく敵と味方がはっきり分かるようなカットシーンが入る。最新作だが、2007年発売タイトルにしてはかなりグラフィックスは向上している印象だ。チュートリアルもしっかりしており、指示通りに進めるだけで武器の使い方や操作が簡単にわかる

敵との戦闘では、相手に合わせて最適な武器に切り替えて戦うスタイル

ララ・クラフトを生みだしたパズルアクション「Tomb Raider」シリーズ

セット名:Tomb Raider Collection

パブリッシャー:Square Enix
価格:21,015円(4月24日時点の価格)
セット内容:
・Rise of the Tomb Raider
・Tomb Raider GOTY
・Tomb Raider Anniversary
・Tomb Raider VIII: Underworld
・Tomb Raider VII: Legend
・Tomb Raider VI: The Angel of Darkness
・Tomb Raider V: Chronicles
・Tomb Raider IV: The Last Revelation
・Tomb Raider III: Adventures of Lara Croft
・Tomb Raider II
・Tomb Raider I
・Lara Croft and the Temple of Osiris
・Lara Croft Guardian of light
・Lara Croft GO
・ほか、ダウンロードコンテンツ多数Steamでのダウンロードページhttp://store.steampowered.com/bundle/2823/Tomb_Raider_Collection/

 1996年発売の1作目「Tomb Raider I」から2016年の最新作「Rise of the Tomb Raider」までの全てを網羅した完璧なコレクションセットとなる。価格はその分高いが、セットで購入すると最新作の価格がかなり割り引かれるのでおトクだ。

 ゲームスタイルは、初期の「Tomb Raider I」からのナンバリングシリーズが道中の謎解きパズルの要素が強い3Dアクションというスタイル。1996年とかなり古いが、オープニングや要所で、カットシーンの演出が入るなど、すでに現在の3Dアクションゲームの原型が確認できるのは驚きだ。

 よくネタにされるララ・クラフトの尖ったバストや何とも言えない個性的な表情も見どころ。また、ジャンプアクションも豊富で、回転しながら両手で銃を撃ちまくれるなど、自由に操作できるようになるとかなりカッコいい。ただ、後半に進むにつれ、パズル的な難易度が上がっていくので、心して挑んだ方がいいだろう。

 それに対して、最新作の「Rise of the Tomb Raider」など近年のリメイクシリーズでは、ビジュアルの向上は元より、パズル要素の難易度が控えめになり、その分、タイミング重視のアクションや銃撃戦のバトル要素が強くなるなど、時代を感じる作りだ。

 今回初めて最新作「Rise of the Tomb Raider」に触れたが、CG映画かというような驚異のビジュアルで衝撃を受けた。あまりのビジュアルの自然さに、カットシーンとプレイアブルの継ぎ目の違和感がなさすぎて、何度もプレイ再開のタイミングを失敗してしまうほどだ。

 2018年9月には最新作の発売も予定されているようなので、今から復習するのにちょうどいいタイミングかもしれない。

1作目のララ・クラフト。両手をまっすぐ前に伸ばして2丁拳銃を乱射するビジュアルは今見ると面白いが、20年以上前にこの3D空間を自由に遊びまわれていたことが衝撃だ。

オープニングは3Dポリゴンを使ったカットシーンに、きちんとフルボイスで音声も付くため、ストーリーが頭に入ってきやすい

最新作の「Rise of the Tomb Raider」では、音声、表示などの全てが日本語化。さらにムービーのカットシーンかと思うほどのビジュアルにも関わらず、そのままキャラクターが自分の操作で動くのはかなり衝撃だった。2018年リリースの次回作も楽しみにしたい





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