ニトリHD、新手法「家具付き住宅」で顧客拡大狙う – ZAKZAK

Home » ショップ » 家具 » ニトリHD、新手法「家具付き住宅」で顧客拡大狙う – ZAKZAK
家具 コメントはまだありません






 本日は、インテリア用品の企画・販売のニトリホールディングスをピックアップする。同社の直近の実態はどうなっているのであろうか。2018年2月期の決算書から読み解いてみよう。

 まず、貸借対照表=〔1〕=を見てみよう。資産に対する純資産の割合が80%以上もある。有利子負債はあるが、それを上回る現預金を保有している実質無借金の会社と言える。そのため、安全性の面は全く問題ないといえる。

 次に、損益計算書=〔2〕=を見てみよう。営業利益率が16・3%、最終利益率も11・2%という高収益企業である。

 前の期に引き続き、寝具・寝装品やベッドルーム家具、ソファが売上を牽引(けんいん)し、前の期と比べて売上高が11・5%の増加、営業利益が8・9%の増加となった。これにより、同社は31期連続増収増益を達成した。

 最後にキャッシュ・フロー計算書=〔3〕=を見てみよう。本業での現金の稼ぎを示す営業C/Fが大きくプラスであるが、それを上回る投資C/Fのマイナスとなっている。積極的な新規出店に加えて、中古住宅販売のカチタスの株式を233億円で取得したことが主な要因だ。

 カチタスとの資本業務提携で、家具・インテリア付き住宅の販売を手掛け始めた。新たな手法で顧客基盤の拡大を狙う同社に今後も注目である。

 ■川口宏之(かわぐち・ひろゆき) 公認会計士、早稲田大大学院非常勤講師。1975年、栃木県出身。専修大経営学部卒。図を多用した会計に関するセミナーは会計の素人にも分かりやすいと評判。著書に『決算書を読む技術』(かんき出版)。



zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう



コメントを残す