「油流出」懸念にも「平戸沖沈没船引き揚げず」 船会社と漁協、議論平行線 [長崎県] – 西日本新聞

Home » ショップ » » 「油流出」懸念にも「平戸沖沈没船引き揚げず」 船会社と漁協、議論平行線 [長崎県] – 西日本新聞
コメントはまだありません



 平戸市沖で昨年8月、砂利採取運搬船が沈没し3人が死亡した事故で、船を所有する海砂採取会社「葵新(あおいしん)建設」(長崎市平野町)が地元漁協に沈没した船を引き揚げない意向を伝えていたことが30日、わかった。漁協側は漁業への影響を懸念して引き揚げを求めている。

 同社の幹部が29日、九十九島漁協田平支所(平戸市田平町)を訪れ、同漁協や平戸市漁協の幹部に説明した。両者によると同社は引き揚げには膨大な費用がかかる、油による汚染の可能性は低いなどと理由を説明。漁協側は「油が流出すれば生活に影響する」として引き揚げを求めたが、議論は平行線に終わった。

 佐世保海上保安部によると、沈没船の放置は引き揚げ困難な船などを除いて船舶の海洋投棄を禁じる海洋汚染防止法に抵触する恐れがある。資金面は「引き揚げ困難」の理由にはあたらないとされる。今後、漁協側は県北の11漁協の組合長でつくる「県北漁業協同組合長会」を通して引き揚げを求めていくという。

=2018/03/31付 西日本新聞朝刊=





コメントを残す