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【非鉄ニュース】“ハエ”が世界を救う? 独自のイエバエを用いた『畜産糞尿を肥料や飼料に100%リサイクルする循環システム』実用化

2017.12.17

日本は高齢化少子化で人口は減っていくけれど 世界は人口爆発が続きます 国連の予測では2100年の世界人口は112億人(2015年の数字)

1950年に25億人だった世界人口ですが、2015年には73億人でしたから既に3倍近くに膨張しています。人口爆発の背後には出生率上昇よりもむしろ寿命の伸びがあります。生まれてくる新生児死亡率の低下も顕著です。2100年の112億人も決して大袈裟では無く、出生率を少し楽観的に予測すれば数字は160億人を越えてしまうのです。いずれにしても深刻な地球全体の食糧不足が予想されます。

1100世代にわたって品種改良したイエバエ高速培養技術で畜産糞尿を1週間で肥料と飼料に100%リサイクル

(株)ムスカが自社で品種改良したイエバエを用いて開始する「畜産糞尿を肥料や飼料に100%リサイクルする循環システム」は、現在飼料で使われている魚粉の使用量を減らすことで天然資源を保護し、化学肥料に替わって土壌を傷つけない自然由来の肥料を提供します。

左が肥料(イエバエ排泄物) 右は飼料(イエバエ幼虫)

宮崎大学との共同研究ではイエバエ由来の肥料は通常の有機肥料よりも生産物の糖度の上昇、収穫量の増加、成長促進、抗菌作用、根張りが良くなるなどの効果が実証されているそうです。

また、愛媛大学との共同研究で魚の餌となる魚粉にイエバエ飼料を混ぜて使用することで、魚粉の使用量を減らせる上、通常の餌を与えた場合に比べて、マダイの体色やサイズに大きな違いが見られました。

これで食糧危機が解決するといった魔法ではありませんが、天然資源の魚粉使用量を減らし、化学肥料使用を抑制することで耕作土壌を安全に維持することは地球という生態系にとっては朗報です。

余談ですが、昭和時代にはあんなに大量に飛んでいたイエバエを最近は全く見なくなったと思われませんか?





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