【カメルーンの風 JICA同行記】⑤ 日本車への信頼度高く 商機感じる県内業者 – 大分合同新聞

Home » ショップ » 自動車 » 【カメルーンの風 JICA同行記】⑤ 日本車への信頼度高く 商機感じる県内業者 – 大分合同新聞
自動車 コメントはまだありません



 人口約240万人。カメルーンの首都ヤウンデ中心部の交通量はすさまじい。
 行き交う車同士の幅は30センチほどしか空かず、追い越しも逆走もお構いなし。車体は傷だらけだ。各地に販売店網が確立されているのだろう。富裕層らの自家用は日本車が目立った。
 滞在中、警官が交通事故を処理している場面をあちこちで見た。そのたび、大分市津守の自動車解体・中古部品販売業「ビッグウェーブカワサキ」の専務取締役、甲斐一徳さん(41)は思った。
 「ちゃんとした修理はできないんだろうな」

既に7ヵ国と取引
 同社は既にエジプト、ロシアなど7カ国と取引をしている。買い取った廃車を解体し、商社などを通じて使える部分を修理用として輸出。売り上げは全体の3割を占める。
 販路を広げるため、今年8月設立の大分―カメルーン共和国友好協会に加わった。「現地の状況を自分の目で確かめたい」。今回の訪問団に参加した。

3社と意見交わす
 滞在5日目の11月16日、ヤウンデ市内のホテルで企業間交流のマッチング会があった。
 県内からは旅行代理店や教育関係者ら同協会メンバー9人、カメルーンからは関係業者など20人以上が参加。甲斐さんは通訳を介し、車両販売の業者3社と意見を交わした。
 「日本の中古車をここで販売したい」「われわれは日本車の部品が欲しい」。そう望む相手に、メード・イン・ジャパンに対する信頼の強さを実感した。
 19、20両日には工業都市ドゥアラで整備工場と部品販売店を視察した。感想は「需要に供給が追いついていない」。商機につながる何かが見えた気がした。

サービスで勝負へ
 振動、音、走行性、年式の古さ。「こちらの車は乗っただけでコンディションの悪さが分かる」
 距離的ハンディはあるが、日本のように供給から修理後までのアフターサービスを確立できれば十分勝負できるかもしれない―。
 アフリカの空の下、甲斐さんは言った。「生活に欠かせない車だが、ここでは所有している人が少ない。ビジネスチャンスは大きい」
 大分発の中古車がカメルーンで走る姿を夢見る。







コメントを残す