家電リサイクルプラント見学ツアー in 水俣を開催しました – 経済産業省 (プレスリリース)

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平成29年11月15日
九州経済産業局

消費者が日常的に利用している家電4品目(テレビ、エアコン、洗濯機・衣類乾燥機、冷蔵庫・冷凍庫)を廃棄する際には、家電リサイクル法で定められたルートでリサイクルすることとなっています。

家電リサイクル法では、以下のとおり消費者(排出者)、小売業者(取扱店)から製造事業者等までの役割分担を明確にし、各関係者が協力してリサイクルを進めていくこととなっています。

  1. ➀消費者:適正な廃家電の排出とリサイクル料金等の負担
  2. ➁小売業者:消費者からの引き取りとメーカーへの引き渡し
  3. ➂製造事業者等:リサイクル(再商品化)

しかし、無料回収業者への引渡し、不法投棄など、適正にリサイクルされない廃家電が未だ存在しています。

そこで、家電リサイクル法の必要性と処理の実態をご理解いただけるよう、「家電リサイクルプラント見学ツアー」を企画・開催しました。

また今回は、平成25年度から施行されている小型家電リサイクル法についても併せてご紹介し、見学を行いました。

1.開催日時

平成29年10月18日(水曜日) 11時15分~18時00分

2.見学先

アクトビーリサイクリング株式会社 (熊本県水俣市)

平成13年度から本格操業開始。

九州各県及び山口県等から家電リサイクル法の対象品目であるエアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機など使用済家電製品を搬入し、解体して再資源化する事業を行っています。

3.参加者

一般消費者、家電小売店等 28名

4.見学ツアーの内容

(1)講座

➀家電リサイクル法、小型家電リサイクル法の概要等

九州経済産業局 環境・リサイクル課

➁家電メーカーの取り組みについて

家電メーカー:日立アプライアンス株式会社

➂リサイクルプラントの概要について

アクトビーリサイクリング株式会社

(2)プラント見学

(3)質疑・応答

5.見学当日の様子

 参加者はJR熊本駅から貸し切りバスで出発し、車中、家電リサイクル法、小型家電リサイクル法、都市鉱山メダルプロジェクトやみなまたエコタウンに関するビデオ視聴や概要説明等を受けた後、アクトビーリサイクリング(株)へ到着しました。

 現場見学に先立ち、家電リサイクル法の仕組みやリサイクルプラントにおいて廃家電等がどのようにリサイクルされるのかなどの説明を受けました。

 リサイクルプラントの作業現場では、テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機の家電4品目やパソコンなどの小型家電の解体作業やフロンの回収作業等を都度説明を受けながら見学しました。

 見学者からは、制度や運用状況についての説明を聴き、実際の解体作業を見学できたことで、リサイクルの必要性や作業コスト、また関係者の努力によってリサイクル料金の引き下げも行われていること等について理解が深まったとの声が聞かれました。

6.参加者アンケートの結果

 見学ツアーの内容については、「初めて作業現場を見学できて、意識が高まった」「人手がいることも分かった。機会だけでは選別できない」「講座も見学説明も分かりやすかった」など、9割以上がよかったとの回答でした。またほとんどが「今後もこのような見学会を開催していくべき」とのご意見でした。

 一方、リサイクル料金については、見学前は半数以上が「高い」との印象でしたが、見学後は8割以上が「適正」と回答するなど、実際のリサイクル工程を見学していただくことで、リサイクルに要する費用に対する理解を深めていただけたものと考えております。

リサイクル料金について(見学前の印象)
見学前のリサイクル料金についての印象

リサイクル料金について(見学後の印象)
見学後のリサイクル料金についての印象

7.家電リサイクルプラント見学ツアーを終えて

 家電製品には、リサイクル可能な資源がたくさん含まれています。家電リサイクル法は資源の有効利用とともに、廃棄物を減らすために制定された法律です。しかし、残念ながら未だに無料回収業者に引き渡されたり、不法投棄されたりなど、家電リサイクル法に基づく適正なルートで処理されていない廃家電も少なからず存在します。

 そのような廃家電は、適正に処理されないため資源を有効にリサイクルできないばかりか、鉛、水銀などの有害物質による土壌汚染やフロンガスの大気中への放出など環境に悪影響を与えています。また野積みされた廃家電等から出火するなどの事故も発生しています。加えて廃家電を含んだ雑品スクラップ輸出でも輸送船の火災事故や輸出先での不適切な処理などの問題も引き起こしています。こうした状況に関しては、関係法令の改正や自治体・関係団体と連携した取締等、国としても対応を強化しているところです。

 こうした中、消費者が排出し家電販売店が収集運搬した廃家電が、どのような工程でリサイクルされているのか、また、消費者に負担いただいているリサイクル費用がどのように使われているのか、実際に現場で確認していただくことで、廃家電を排出し続けていく消費者の立場から環境保全に対する理解を深めていただくことが重要と考えています。

 今後も引き続き可能な限り、このような機会を設けたいと考えていますので、消費者、家電販売関係者及び自治体等の皆様方のなお一層のご理解、ご協力をよろしくお願い致します。

講座の様子
写真:講座の様子

工場内見学の様子
写真:工場内見学の様子

本件に関するお問い合わせ先

九州経済産業局 資源エネルギー環境部 環境・リサイクル課

電話:092-482-5472





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