英国版「サブプラ」の気配 自動車ローン急増、中古車下落で金融リスク (1/3ページ) – SankeiBiz

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 英国で自動車ローンをはじめとする自動車販売金融が急増し、金融機関の経営に打撃を与える可能性が出てきた。英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる先行き不透明感などを背景に自動車販売が大幅に減少しており、中古車価格の下落が金融機関の資産悪化につながりかねないとみられている。

 大半が独特の契約

 英国では2012年から17年にかけて自動車ローンが年平均でおよそ2割増え、家計所得の伸びを上回るペースとなっている。こうした中で、EU離脱の不透明感やディーゼル車による大気汚染をめぐる懸念から9月の英新車登録台数は前年同月比9.3%減と大きく落ち込んだ。16年に過去最高を記録した中古車販売台数も17年4~6月期には減少。需要後退や価格下落が起こった場合、自動車販売金融の貸し手に損失を与える可能性がある。

 イングランド銀行(英中央銀行)によると、英国内の消費者金融市場は4月末時点で1980億ポンド(約29兆6500億円)規模で、自動車ローンはその約3分の1を占める。ドイツのフォルクスワーゲンやBMW、フランスのルノーなどが約340億ポンドのローンを提供し、英銀のエクスポージャー(リスクを伴う債権)は約240億ポンドだ。

 ただ、英国ではローンを利用し新車を購入する人の大半が「個人契約購入(PCP)」と呼ばれる独特の契約を交わしており、ローン返済後であっても自動車価格が下落した場合、銀行に悪影響を及ぼしかねない。

景気後退で追い打ち





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