知られざるコンビニのゴミ処理問題 回収は週に2~3回程度? – livedoor

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コンビニ業界の知られざる裏側を、内情に詳しいライターの日比谷新太さんが詳細にレポートする当シリーズ。前回の「美味しいおでんを出すコンビニの見分け方」に続き、今回取り上げるのは「コンビニから出るゴミの処理」について。各コンビニともに、ゴミのリサイクルには熱心に取り組んでいる昨今ですが、その目的達成にはコンビニ各店舗のスタッフたちによる地道な作業が不可欠であると、日比谷さんは指摘しています。

コンビニから出るゴミの種類・多さは?

コンビニで日々発生するゴミは、産業廃棄物として処理されます。各店舗が地元の回収業者と契約を締結して、定期的にゴミを処理しています。

ゴミの種類は様々あり、まず代表的なものとしては飲料・菓子・カップラーメン等が入っていた段ボール。店舗の売上にも大きく量は左右されますが、一日で軽く人間の下半身ぐらいの高さに達します。

また、店頭(売場)から引き下げされた販売期限切れ商品(生もの)や、おでん・中華まん・フライドチキンなどの店頭で調理された商品も、陳列時間が切れたものはゴミとして処理されます。これも店舗の売上に大きく量は左右されますが、一日に大きなごみ袋に一袋程度は発生します。ちなみに牛乳などの乳製品の中身はトイレに流します。

そして忘れてならないのが、店頭に設置されているゴミ箱にお客さんが捨てていったゴミです。こちらは瓶・缶・ペットボトル、そして弁当が入っていた容器などが多いのですが、駅前のような人通りの多い場所にある店舗だと、「どう見ても家庭のゴミでしょ」というものも捨てられています。

ゴミはいったん巨大なゴミ箱へ

店舗から出たゴミが回収されるのは、週に2〜3回程度。そのためコンビニの店舗裏には、大人が数人入れるような巨大なゴミ箱(物置のようなもの)が設置され、そこにひとまずゴミが貯められていきます。

気温が上昇する夏場にゴミ箱の中に入ると、暑さと臭いで倒れそうになります。ゴミ回収業者は土日祭日が休みの企業が多く、年末年始などの長期休暇が重なると、ゴミ箱に収納しきれないほどのゴミ保管量になることもあります。

結構な手間となるゴミの分別作業

コンビニで発生する様々なゴミに関してはリサイクル制度が整備されており、廃棄商品はそのまま捨てるのではなく、再処理されて肥料や飼料になります。そうすることで再び商品の原材料となって戻って来るのです。

ちなみにセブンイレブンの食品リサイクル率は、2015年度のデータで52.4%。また、同じく食品リサイクル率が47.6%(2013年度)に達しているローソンでは、リサイクル飼料(エコフィード)を一部使用して育ったニワトリのたまごの販売をスタートさせるなど、具体的に商品化にまで取り組んでいます。

ただ廃棄商品を効率よくリサイクルするためには、各店舗においてのゴミ分別作業が欠かせず、これが結構な負担になっているのも事実です。とある店舗では、早朝に店長が出勤した際の最初の作業は、深夜(24時)に廃棄登録がされた残骸を、商品のパッケージ・容器・中身に分別する作業となっており、作業時間に約30分は取られてしまうそうです。

image by: Fotokon / Shutterstock.com

出典元:まぐまぐニュース!





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