山中竜也、初挑戦で戴冠し母に感謝「お礼を言いたい」 – スポーツ報知

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 同級1位の山中竜也(22)=真正=が3―0の判定で王者の福原辰弥(28)=本田フィットネス=を破り、世界タイトルを初挑戦で奪取した。打っては離れる戦法で左ファイターの福原を翻弄。6人きょうだいを女手一つで育てた母・理恵さん(46)をリングに上げ、喜びを分かち合った。通算成績は山中が15勝(4KO)2敗、初防衛失敗の福原が19勝(7KO)5敗6分け(観衆2800)。

 ベルトを巻いた山中が、理恵さんと誇らしげにフラッシュを浴びた。小学生の時に離婚し、清掃など深夜アルバイトを掛け持ちしながら、朝に弁当を持たせてくれた母。「生んでくれた母さん、家族にお礼を言いたい」。弟・勇樹さん(17)に7月、長女・叶夏(かんな)ちゃんが誕生。初孫誕生と二重の喜びになり「竜くん、よく頑張った。しっかり見届けたよ」と感動の涙を流した。

 地元関西を離れての世界初挑戦。試合前夜は重圧に襲われ、母に電話で「逃げ出したい」と漏らした。「大丈夫!」と励まされ、平常心を取り戻した。試合では開始ゴングが鳴ると左ジャブや右ストレートを当てては距離を取り、福原のリズムを狂わせた。きれいな顔で「パンチをもらわなかったのが勝因」。「福原さんは左を打つ時、右ガードが下がる癖があった」と作戦通り、カウンターの左フックで王者の足を止めた。

 元世界3階級王者・長谷川穂積氏(36)にあこがれ、同じ真正ジムに入門した山中が長谷川氏、WBA世界スーパーバンタム級王者・久保隼(27)に次ぐ同ジム3人目の世界王者になった。新王者は「長谷川さんみたいな、すごい王者になりたい」と力を込めた。(田村 龍一)

 ◆山中 竜也(やまなか・りゅうや)1995年4月11日、大阪・堺市生まれ。22歳。小学6年から地元で競技を始め、中学2年で真正ジム入り。高校には進まず12年6月、プロデビュー。16年11月、東洋太平洋ミニマム級王座獲得。身長162センチの右ボクサー。家族は母、弟3人、妹2人。次男・大貴(19)も真正ジムのプロボクサー。





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