高額品持ち去ると警告音鳴ります タカヤが万引防止新システム開発 – 山陽新聞 (会員登録)

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タカヤが開発した万引防止システムのワイヤレスタイプ。(左上から時計回りに)ICタグ、アンテナ、リセッター

 電機・電子機器製造のタカヤ(井原市高屋町)は、量販店などに展示しているカメラやスマートフォンといった高額商品用の万引防止システムを開発した。ワイヤ無しですっきり展示できるタイプで、ICタグを付けた商品が持ち去られると警告音が鳴る仕組み。タブレットの普及が進む飲食店や博物館の盗難防止など新たな需要も掘り起こす。10月に発売予定。

 万引防止システムは、店の出入り口に設けるゲートが商品のICタグを感知し、ブザーが鳴る方式が一般的。高額品はより厳重に管理するため、商品とシステム本体をセンサー付きのワイヤでつなぎ、ワイヤを外したり、切断したりするとすぐに鳴るタイプが普及している。

 新システムはICタグにブザーと加速度センサー、電池を搭載。センサーが商品の動きを感知するとブザーが鳴るが、客がその場で手に取るだけでは反応しないよう、展示場所に電波を発するアンテナを置き、電波の範囲内(半径3メートル以内で調整可能)では鳴らない構造にしている。特許出願中。

 3月上旬に東京ビッグサイトで開かれた「セキュリティショー」に試作品を出展したところ、「すぐに売ってほしい」(東京の商社)などと好評を得た。6月からは大阪の中古パソコン店が試験的に導入している。

 商品名は「Wi(ワイ)―dimo(ディモ)」。価格は、アンテナとICタグ10個、警告音を解除するリセッターのセットで10万円程度を想定。3年後の2020年11月期に1億円の売り上げを目指す。

 タカヤは1994年に万引防止システムの開発に着手。ICタグやゲートを製造し、主に家電や衣料の小売店向けに販売している。高額商品向けシステムは初めて。インターネット通販の普及や人口減少で市場は縮小傾向といい、同社は「注文や案内用タブレットの持ち去りに困っている飲食店、美術館など新たなニーズを探りたい」としている。

 同社は1894年創業、1918年設立。資本金1億円。売上高65億円(16年11月期)。従業員約540人。





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