主力の米「ハツシモ」 複数年契約+価格固定 所得確保へ買い取り JAぎふ – 日本農業新聞

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豪雨1カ月 復旧後回し 農家自ら農道補修 柿園 放置できぬ 福岡県朝倉市  九州北部豪雨から5日で1カ月。園地流失など被害が大きかった福岡県朝倉市で、被災した柿農家らが崩れた農道の補修に汗を流している。人手不足の影響もあり、農業関連の復旧まで行政の手が回らないためだ。同市では道を断たれ園地に近づけないケースが相次ぎ、放置すれば直接の被害を免れた場所でも収穫できなくなる恐れがある。農家はまだ青い柿の実に希望を託し、自力復旧を急ぐ。

 「産地を守るため、残った柿だけでも収穫したい」。山肌に土砂災害の爪痕が多く残る同市。柿2.5ヘクタールなどを手掛けていた梅野義広さん(44)は連日、重機を操り、柿山のふさがった道を切り開いている。50アールの園地は木が根こそぎ流されたが、残る2ヘクタールで管理を続けるためだ。

 同市では園地が流失しただけでなく、農道の多くも寸断された。このため防除などの作業ができない園地が続出。対応が遅れれば残った園地でも病害などの悪影響が出かねない状況だ。一方、復旧作業は家屋や道路などが優先され、農道には人手が回らない。残った園地がすぐそこに見えているのに入れない。焦りを覚えた梅野さんは、自ら復旧に動いた。

 地元企業から1日1万円で重機を借り、猛暑の中、午前7時から午後7時まで道をふさぐ土砂や流木を撤去。一部では柿の木を切り倒して迂回(うかい)路を整備した。この1カ月で百数十カ所を補修。深刻な被害に投げやりな気持ちになることもあったが、「復旧しなければ普段の仕事に戻れない」と自分に言い聞かせた。

 現在、一部は開通。梅野さんが道を切り開いたことで、他の生産者も入れるようになった場所もある。防除に使う大型の機械は今なお通れないが、手作業での消毒はできるようになった。心配された炭そ病の被害はわずかで済んだ。「必ず収穫する」。11月に収穫を迎える柿の実を前に、復興を誓う。

 一方、産地には今も課題が山積している。市内では10人ほどの農家が自力復旧に汗を流すが、被害が大きい地区では多くが手つかずのままだ。

 開通にこぎ着けた農道も、あくまで応急復旧。軽トラック1台分の幅しかなく、すぐ横は崖だ。梅野さんは「危険な場所なので、慎重に作業している」と言う。雨が降るたびに再び崩れたり、土砂が流れ込んだりするため、現場では「収穫までに正式な工事で整備してほしい」との要望が強い。

 梅野さんは「自力でできることはやっているが、自分たちだけではどうしようもない面もある。農家にとっては農業の復旧が何よりの生活再建。行政の力を貸してほしい」と訴える。
 
死者36人、不明5人 

 福岡県が4日までにまとめた九州北部豪雨による県内の農業被害額は推計154億円に上る。土砂流入や田畑ののり面崩壊による農地被害が拡大している。大分県の農業被害額は57億円超。農地・農業用施設の損害は、日田市を中心に3000カ所以上で確認されている。

 豪雨による死者は両県合わせて36人。最も多くの死者が出た朝倉市では依然として5人が行方不明のままだ。同市で247世帯494人(4日現在)、東峰村12世帯22人(同)、日田市で10世帯25人(3日現在)が、今も避難生活を余儀なくされている。(松本大輔)

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