話題のアナログレコード! 気になる人のための手頃で満足度の高い機器購入ガイド – BIGLOBEニュース

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 今、日本や欧米で“アナログレコード”が熱く盛り上がっているという。うわさを聞いて大手レコードショップに足を運んでみると、確かにアナログレコードを販売しているしっかりとしたコーナーがあり、クラシックやジャズの名盤だけでなくJ-POPの新譜も”アナログ化”されている。ロックやダンス系のアルバムを手に取ってレジに向かう音楽ファンの姿も散見された。
 「わざわざ新しく買わなくても、わが家には父親が買いためたビートルズとか、ジョン・コルトレーンとかの名盤レコードがある。でもアナログプレーヤーが壊れて捨ててしまったので聞く手段がない」というご家庭もあるのではないだろうか。実はいまアナログレコードブームの再燃とともに、けっこう手軽にレコード再生を楽しめる手頃なオーディオコンポーネントが充実してきている。自宅で長い眠りについているアナログレコードに、今こそ針を落とし、音を出してみてはいかがだろうか。

●アナログ再生用のオーディオシステムを“10万円以内”でそろえる

 今回はお手軽にアナログレコード再生を楽しむためのシステム提案をいくつかご紹介したいと思う。まずはプレーヤーとアンプ、スピーカーを真面目にそろえる“正攻法”から。でも予算は「10万円以内」に絞るとしたらどんな手があるだろうか。
 プレーヤーとアンプをそろえて聞くのであれば、そのどちらかに「フォノイコライザーアンプ」が内蔵されているか購入前にチェックしておこう。フォノイコライザーアンプとは、レコード盤に収録されている音を適正なバランスと音圧に整えて出力するために必要なコンポーネントだ。プレーヤーかアンプのどちらかにこれが内蔵されていない場合、あるいは単体のフォノイコライザーアンプを用意しないとアナログレコードの音が正しく再生されないので注意したい。
 以上を踏まえた上で、アナログレコードプレーヤーはティアックの「TN-100」(直販サイト価格:税込2万1384円)、オーディオテクニカの「AT-PL300」(オープン:想定売価1万円前後)、デノンの「DP-300F」(税込4万6440円)あたりが狙い目だ。アナログレコード再生の場合は“カートリッジと針”の選択もサウンドの決め手になる。
 ここに挙げた3つのモデルはすべてカートリッジと針が本体に付属するかたちで販売されているので、パッケージから開封してすぐにアナログレコード再生が楽しめる。針先は摩耗してしまうとレコードの音を拾えなくなってしまうが、いずれのモデルも交換パーツが用意されているので安心だ。
 アンプは一体型のプリメインアンプが比較的場所を取らないのでおすすめだ。例えばマランツの「PM5005」(税込3万5100円)、デノンの「PMA-390RE」(税込5万6160円)、パイオニアの「A-30」(税別4万7429円)、ヤマハの「A-S301」(税込4万3200円)あたりが、今インターネットで探すと手頃な価格のものが見つかりやすい。アンプもパワーがあって、フォノイコライザー機能を内蔵するものを選んでおくと、将来よりグレードの高いレコードプレーヤーに買い替えたくなった時に選択の幅が広がる。
 そしてスピーカーだが、これはシステム全体の音のキャラクターを左右する要素が強いコンポーネントでもあるので、できれば店頭で音を聞いて気に入ったものを選んでほしい。でも今回は「3ピースで10万円以内」という条件を敢えて設定しているので、価格が手ごろであることも踏まえて選んでみよう。
 やはりコンパクトなブックシェルフスピーカーが有力だ。例えばダリの「SPEKTOR1」(ペアで税込3万4560円)、モニターオーディオの「BRONZE1」(ペアで税込4万7520円)、ヤマハの「NS-BP401」(ペアで税込3万7800円)、フォステクスの「P804-S」(ペアで税込2万1384円)あたりが筆者としては魅力的に感じられる。
 アナログレコード再生の骨組みとなる3つのコンポーネントをバラバラにそろえるデメリットは、比較的導入コストがかかることと、当然ながら置き場所を取ることだ。だがその2点をクリアできれば、コンポーネントの組み合わせを工夫して自分好みの音が追求できるし、それぞれを接続するケーブルを含めてより音の良いシステムにグレードアップしていくオーディオならではの楽しみが得られる。外出するときは断然ポータブルだけど、家でのんびり音楽を聞くときは、これからアナログひと筋でと心を決めた方があれば、この機会に攻めのシステム導入を楽しく検討するのもいいだろう。
 なお、もう既にアンプやスピーカーは持っているという方は、そのぶん予算をアナログプレーヤーに振ってワンランク上のものを狙うのもありだ。もしもフォノイコライザー内蔵のプレーヤーであれば、外部入力を備えるアンプなどセンターユニットとスピーカーをセットにしたシステムコンポーネントにつないでアナログレコードを聞くこともできるということを覚えておこう。

●アンプ内蔵のアクティブスピーカーを活用する

 自宅でPCを使った作曲、あるいは楽器の演奏を楽しむために“パワードスピーカー”、“アクティブスピーカー”と呼ばれるようなアンプを内蔵するスピーカーを活用されている方もいると思う。あるいはPCで音楽を聴いたり、映画などを楽しむためのスピーカーでもいい。下の図はオーディオテクニカ「AT-PL300」の商品紹介ページからお借りしたものだが、フォノイコライザー機能を内蔵するアナログレコードプレーヤーであれば、本体からアンプを内蔵するスピーカーに直接つないで楽しめる製品も多い。
 アンプ内蔵スピーカーの選択肢は実に幅広く、値段がお手頃なものも多く見つかる。一例を挙げるならフォステクスが8月に発売する新製品「PM0.3H」はオープン価格だが、1万3000円前後で販売される見込み。ハイレゾ再生にも対応するので、アナログに限らずオールラウンドな楽しみ方ができる。タスカムの「VL-S3BT」はBluetooth接続にも対応しているので、スマホによる音楽リスニングとハイブリッドな使い方ができる。直販サイトでの販売価格はペアで1万7999円(税込)。

●Bluetoothヘッドフォンやワイヤレススピーカーで聞く

 最近ひときわユニークなアナログレコードプレーヤーが発売された。オーディオテクニカの「AT-PL300BT」だ。ヘッドフォンやイヤフォン、スピーカーなどBluetooth対応のワイヤレスオーディオ機器に接続してアナログレコードが楽しめるのだ。
 レコード再生環境の導入にとって、最初の壁は新規にプレーヤーなど製品をそろえる予算ともう1つ、“置き場所”を確保することだ。ファイルの容量はさておき、物理的な場所の制約が少ないハイレゾ再生に対し、アナログレコードの場合はディスクそのものが場所を取るうえ、それを再生するプレーヤーは少なくともレコード盤以上の設置面積を必要とする。先に紹介したアンプやスピーカーも、アナログレコード再生に入門するにあたって、最初はできれば省略するかたちで最小スペースで始めたいという方の気持ちもよく分かる。
 AT-PL300BTであれば、普段ポータブルオーディオで活用しているヘッドフォンやイヤフォンにつなぎ、アナログレコードを回して音を鳴らすことの楽しさが味わえる。もしPCやスマホと一緒に音楽を聞くために購入したBluetoothスピーカーも活用できれば、よりアナログ再生らしい雰囲気も高まるだろう。より本格的なBluetooth対応のワイヤレススピーカーを選ぶなら、先に紹介したタスカムの「VL-S3BT」や、ちょっと値もはるがダリの「ZENSOR 1AX」(ペアで9万円、税別)を組み合わせてみても面白い。AT-PL300BTの方は有線ケーブルでアンプやアンプ内蔵スピーカーにもつなげるし、フォノイコライザーが内蔵されているので幅広い使い方ができる。

●アンプ&スピーカー内蔵のアナログプレーヤー

 そして最後にもう1つのパターンである、アンプもスピーカーも内蔵してしまったフル一体型のアナログレコードプレーヤーについても触れておこう。このタイプの人気モデルとして、最初に思い浮かぶのはティアックの「LP-R550USB」だ。
 本体のターンテーブルにレコードをのせて、一体型の本体に搭載されているアンプとスピーカーを使ってラジカセ感覚で再生が楽しめてしまう。そのうえCD-R/RW録音機能も付いているので、貴重な中古盤アナログレコードの音源をCD-Rなどに録音してデジタル保存ができる。それだけでなく、再生しているアナログレコードの音声をUSB端子から出力もできるため、アプリケーションソフトを用意すればPCで録音することも可能だ。そして驚くことにカセットテープ再生機能も統合しているという多機能ぶりで、価格は税込7万1794円。
 ほかにもプレーヤーにアンプとスピーカーを合体させた製品は色々なメーカーから発売されており、オーディオショップだけでなくおしゃれな雑貨屋などでも取り扱われている。まずはとにかくアナログレコードを聴いてみる機会としてふさわしいものもあるが、レコード再生は振動の影響も受けやすいので、まずは本体がしっかりと作り込まれているプレーヤーを選ぶことをオススメしたい。





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