タカタ製回収に新たな難題 欠陥エアバッグ中古も流通 – 日本経済新聞

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 タカタ製エアバッグのリコール(回収・無償修理)に新たな難題が持ち上がった。ホンダは19日、米国で事故車の修理時に欠陥のある中古エアバッグが流用され、異常破裂を起こすケースがあったと明らかにした。車検制度の緩い米国で自動車各社が恐れていた事態が現実となり、対策がさらに長期化する恐れもある。

 中古品の流用は、3月に米ラスベガスでリコール済みのホンダ車のエアバッグが異常破裂した事故の原因調査で明らかになった。この車両は2015年にホンダの系列店で欠陥エアバッグの交換を済ませていた。その直後に事故を起こし、独立系の修理業者が廃車場から入手したとみられる欠陥エアバッグを取り付けて現在の所有者に販売していた。

 米国では廃車から回収した古い部品を使って車両を修理するケースが珍しくない。ホンダはネット上などで流通する欠陥エアバッグをこれまでに6万個以上買い入れるなど自主的な対策を進めているが、今回の調査で中古品の流用を完全に防ぐのは難しいことが明らかになった。

 国内では今年3月末までに累計1774万個のタカタ製エアバッグがリコール対象となっており、回収率は73%。自動車リサイクル促進センター(東京・港)によると、国内では中古エアバッグを修理などで再利用することは認められていないという。

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