厨房機器のタニコー、福井県大野市の物流拠点稼働 リスク分散 – 日本経済新聞

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 業務用厨房機器メーカーのタニコー(東京・品川)が福井県大野市に建設を進めてきた物流拠点が完成し、稼働を始めた。同じ敷地内にステンレス材料の加工工場も建て、2020年までに稼働させる計画。東日本大震災で主力の福島県内の工場が被災した経験を踏まえ、福井県内の拠点増強でリスク分散を狙う。

 「大野流通センター」と名付けた拠点は大野市の小山工業団地内に立地する。平屋建てで建築面積は約7100平方メートル。福井県内に工場を持つ子会社の製品を集め、西日本に出荷する。同県内にある既存の物流拠点の3倍以上の面積を持つ。

 材料の加工工場は7000平方メートル程度の建物を計画中だ。ステンレスをコイルの状態で仕入れて板に加工し、製品工場に供給する。加工工場を含めた投資額は約20億円。

 タニコーは揚げ物を調理するフライヤーや電熱器などをホテルや飲食チェーン向けに製造する。17年3月期の売上高は約500億円。福島県南相馬市に主力工場があるが、震災の影響で一時、操業できなくなった。すでに大野市内で確保していた土地を活用し、福井県内の物流や製造の機能を高める。

 インバウンド(訪日外国人)の増加に伴うホテル業界の積極投資を受け、足元の受注は好調。谷口秀一社長は「ホテルや店に応じて設計する厨房機器の需要が高い」としている。

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