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新車紹介・試乗インプレッション [2017.04.28 UP]

個性的なルックスはそのままに、快適さを大幅アップしたup!

文●工藤貴宏 写真●川崎泰輝

 フォルクスワーゲンup!がデビューしたのは2012年9月。軽自動車をひとまわり大きくした程度のコンパクトボディ、そして149万円(デビュー当初)からという手の届きやすい価格による輸入車とは思えない“身近”な感覚に満ちあふれたクルマで大きな話題となった。

 あれから4年半。up!は見た目を中心としたビッグマイナーチェンジを実施し、4月27日にメディア向けの発表会が開催された。新しくなったup!の最大のポイントは、より高級感を増したフロントデザインだ。LEDのポジションランプを内蔵したハロゲンヘッドライトを新たに組み込み、バンパーをひとまわり大きくするとともにデザインを変更してリフレッシュ。とはいえ、まるで「口」のようにバンパー内を黒い線で囲んだ特徴的なデザインは従来同様でしっかりと改良前のイメージを受け継いでいるからひと安心だ。

New up!

 ちなみに一見したところ従来とは変更がないように見えるボンネットも、プレスラインをより鋭くした新デザインになっている。車両後部はバンパー、ディフューザー、リヤコンビネーションランプなどを刷新。なかでもリヤバンパーは従来モデルとはひとめで違いが分かる大幅デザイン変更で、リヤコンビネーションランプも新鮮な印象。またサイドビューはホイールのデザインやウインカー内蔵式ドアミラー採用などが変更点である。今回が初めてとなるエクステリア変更を実施したup!からは、デビュー時のカジュアルな雰囲気からやや上質な方向に舵を切った印象を受けた。

 前後バンパーの刷新で全長は65mm伸びたものの、3610mmと軽自動車より20cmほど長いだけ。狭い駐車場などでの取り回しがきわめていいことに変わりはない。もうひとつのトピックは、コネクティビリティ性の進化だ。今回のマイナーチェンジではオーディオシステムが刷新されたが、4ドアモデルにはスマートフォンとの連携を強化した「Composition Phone」と呼ぶ高機能オーディオをオプション設定。選択するとオーディオの上にスマートフォンを装着するホルダーも備わる。このクラスの流れが「車載カーナビを取り付けるのではなく、スマートフォンでアプリを活用してナビを使う」という方向であることをあらためて感じさせる仕様だ。
 またスマートフォンとの連携を前提したとしたオーディオにあわせて用意された「Volkswagen “maps+more”」と呼ぶ専用のアプリも秀逸だ。ナビタイムがデータを提供するナビやオーディオ再生のほか走行データ表示(平均燃費/走行可能距離/平均速度/瞬間燃費/走行距離/運転時間)、ライブデータ(水温+タコメーター)、エコ走行アドバイス、連絡先、ワンタッチで連絡できるアシスタンス&カスタマーセンター、そして検索メニューなどの機能を用意。車両のオーディオ操作部にあるボタンからメニューを切り替えられるのも便利だ。そして単にナビや音楽再生連携だけにとどまらず、タコメーターなど車両の情報を表示できるのが面白い。

 そして今回のマイナーチェンジでは、上級グレードに待望のオートエアコンが設定された。オーディオの刷新や上級グレードへのオートエアコンの新設定でセンタークラスターは上質感が高まり、併せてダッシュボードの仕上げも変更された。トリムの表面処理にも注目だ。表面に特殊プリント加工を施す「インモールドラベリング」と呼ぶ技術が採用れる。その特徴は光沢感を持ちつつ立体的な柄。カラーは上級グレードの「high up!」ではボディカラーに合わせて「ピクセルニュートラル」「ピクセルハニーイエロー」「ピクセルレッド」の3パターンがコーディネートされ、ベーシックグレードの「move up!」は「ブラックキューブ」の設定となる。

 装備面の充実も抜かりはない。デビュー時から標準装備だったシティエマージェンシーブレーキ(低速域の追突回避・被害軽減ブレーキ)を引き続き採用するほか、オートライト、レインセンサー(雨の状況に合わせてワイパーの作動速度を自動調整する機能)、カミングホーム&リービングホーム(ドアロックに連動して乗車前にライトを点灯/降車後もドアロックまでライトを点けたままにしておく機能)、タイヤ空気圧警告灯などを全車に新採用している。
いっぽうパワートレインに関しては引き続き1Lの3気筒エンジンに「ASG」と呼ぶ変速操作を自動化したMT(クラッチペダルはなくAT感覚で運転できる)を継続採用。フォルクスワーゲン広報部によると「制御も含めてメカニズム面の変更はない」というが、欧州モデルらしく数値には表れていない変更が盛り込まれている可能性もあるので試乗の機会で確認してみたい。

 グレード構成はベーシックグレードとなる「move up!」の2ドアが158万7000円、4ドアが178万7000円。上級グレードの「high up!」は4ドアだけの設定で193万8000円だ。後者にはコーナリングライド、パークディスタンスコントロール、フォグランプ、クルーズコントロール、インテリアアンビエントライト、マルチファンクションインジケーター、シートヒーター、レザーステアリングホイール&ハンドブレーキグリップ、15インチタイヤ&アルミホイールなどが追加される。

New up!のカラーバリエーションを表現したファッションショー。

トークショーに登壇したモデルの矢野未希子さん。

 今回、フォルクスワーゲン日本はマイナーチェンジにあわせてup!のファッショナブルな感覚を大々的にアピールしている。発表会ではコアカラーとなるホワイト、レッド、ブルー、イエローの車両を展示し、車両間をランウェイで繋ぐレイアウトを用意。同じ色でコーディネートした4人の女性モデルが歩くファッションショーをおこない、鮮やかなカラーリングと女性にも運転しやすいクルマであることを華やかにアピールした。

 女性ファッション誌などで活躍するモデルの矢野未希子さんを迎えたトークステージもおこなわれた。好きなボディカラーを尋ねられた矢野さんの答えは、数多く用意された鮮やかな色ではなく「黒」だったのが印象的だった。

フォルクスワーゲン グループ ジャパン 代表取締役 ティル シェア
ボディーカラー「ハニーイエローメタリック」。
ボディーカラー「ティールブルー」。
スマートフォンと連携した「Composition Phone(コンポジションフォン)」。
限定車の「up! with beats」。
プレミアムサウンドシステム「beats sound system」。
限定車の「roof up!」。

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