三国沿岸で釣った魚買い取ります サンセットビーチ前に店オープン 経済 … – 福井新聞

Home » 買取 » 三国沿岸で釣った魚買い取ります サンセットビーチ前に店オープン 経済 … – 福井新聞
買取 コメントはまだありません



 福井県坂井市の男性が、三国沖や沿岸で釣れた魚を買い取る店舗を24日オープンさせた。漁業が年々衰退する中、釣り客に漁業への関心を高めてもらうことが狙い。男性は「趣味が高じて漁師になる人が生まれれば」と期待している。

 男性は伊藤俊輔さん(29)で、三国サンセットビーチ前で営業していた実家の民宿を改修。宿泊、レストラン、温泉も備えた店舗「みくに隠居処」をオープン。魚の買い取り所「おとゝ」を併設した。

 伊藤さんは、後継者不足などによる近年の漁業の衰退を危惧。釣り客の一部が獲物を粗末に扱うことにも心を痛めていた。もともと起業に興味があり、昨年3月に福井商工会議所を退職して準備を進めてきた。

 買い取る魚は、遊漁船の釣り客が三国沖で釣ったカンパチやマダイ、イカをはじめ、陸から釣れるカレイやヒラメ、大型のアジやキス、スズキなど。生き締めして氷漬けにするか、生きたまま持ち込むことが条件。

 午前9時〜正午に買い取りを受け付け、料金は市場価格に準じる。魚はレストランの「漁師風海鮮重」(千円)の食材に使う。

 買い取り対象外でも1グラム1ポイントとしてカウントし、一定ポイントに達すると景品を贈る。釣った魚をさばくスペースも設け、1グラム0・5円でさばくことができる(包丁使用料などは別途)。

 隠居処の店名は、伊藤さんから6代さかのぼった当主が、屋敷を住民に開放したことをきっかけに、江戸〜明治期に「隠居処」と親しまれたことにちなんだ。

 レストランは、海鮮重やステーキ丼など千〜3千円のメニューが楽しめる。宿泊は洋風の3部屋を用意。温泉は源泉のかけ流しで、浴槽はヒノキで作った。

 伊藤さんは「釣った魚を売ることで漁業者の気持ちを知ることができると思う。三国の漁業を支えてくれる人が出てほしい」と話している。

 問い合わせはみくに隠居処内の「おとゝ」=電話0776(82)8558。





コメントを残す