東京新聞:リサイクル金属で金メダル試作 東京五輪向け家電回収PR … – 東京新聞

Home » リサイクル » 東京新聞:リサイクル金属で金メダル試作 東京五輪向け家電回収PR … – 東京新聞
リサイクル コメントはまだありません



リサイクル金属で五輪金メダルを試作する機構職員=つくば市で

写真

 2020年東京五輪・パラリンピックのメダルに再利用するため、小型家電の回収をPRしようと、つくば市の物質・材料研究機構が19日、リサイクル金属で金メダルの試作品を作った。機構の施設が一般公開される23日、本館1階で披露される。 (宮本隆康)

 携帯電話やデジタルカメラなどは、回収すれば貴金属が取り出せるため「都市鉱山」と呼ばれる。東京五輪・パラリンピックのメダルは大会史上初めて、すべてリサイクル金属で賄う方針。大会組織委員会などは今月から、家電の回収を本格化させている。

 金メダルの試作は、以前から「都市鉱山」の再利用を提唱している物材機構の原田幸明(こうめい)エグゼクティブ・リサーチ・アドバイザー(65)が企画した。

 三月上旬に機構職員に呼び掛け、不要な携帯電話など約三百三十台を回収。破砕器で壊した後、民間リサイクル工場で数グラムの金を抽出した。

 古い太陽光発電パネルの配線などから、銀も取り出した。3Dプリンターでチタン合金の型を製作。銀を型に入れて焼き固め、メダルの土台を作った後、表面に金メッキを施した。

 金メダルは直径六センチ、厚さ七ミリ。スカイツリーと筑波山、桜の花が描かれたデザインになっている。二十三日の公開後は「都市鉱山」の再利用のPRなどに使われる。

 原田さんによると、京都市で来年開かれる京都マラソンでも、リサイクル金属でメダルが作られる予定という。

 原田さんは「使い道がはっきり分かれば、リサイクルが大きく推進する。毎年開かれる国体やマラソンのメダルに使えば、五輪の後も定着できる。そのためにも、もっと簡単にできる技術をつくりたい」と話している。

この記事を印刷する





コメントを残す