千葉市、せんてい枝など全市でリサイクル 清掃工場1カ所閉鎖で – 日本経済新聞

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 千葉市は2017年度中に植木の剪定(せんてい)枝や刈草などのリサイクルを市内全域で始める。発電用の燃料チップや家畜の敷料などに再利用する。4月から清掃工場が3カ所から2カ所に減るのに合わせて焼却ごみを削減する。

 剪定枝などはこれまで可燃ごみだったが、4月以降は資源ごみとして収集する。リサイクルは民間事業者に委託し、発電やボイラーに使う燃料チップ、家畜の敷料に使用する。年間の焼却ごみの2.4%に当たる7000トンの収集をめざす。

 4月に中央区から始め、9月に若葉、緑の両区でスタート、18年2月に残りの3区で導入する。原則として月に2回、可燃ごみなどを出すごみ置き場を回って収集する。剪定枝は透明の袋を使用してもらい無料で収集する。マンションなど剪定枝の排出が少ないところは申し込みがある場合だけ収集する。

 同市は15年度に中央区と花見川区の約1600世帯を対象にモデル事業を始めた。16年度は中央区全域の約10万世帯を対象に実施した。収集回数が月に1回と2回の地区の排出量を集計したところ、月2回の場合は1回に比べ2.7倍の774トンが集まった。このため17年度は月2回収集することにした。

 同市が剪定枝のリサイクルに乗り出したのは、清掃工場の削減後も焼却ごみの処理を安定的に進めるため。1977年に操業を始めた北谷津清掃工場が老朽化で31日に閉鎖。10年後をメドに新たな清掃工場を設ける方針だが、それまで2カ所の清掃工場でまかなう必要がある。

 同市は焼却ごみ量を2006年度に比べ約8万トン減らし25万4000トンに抑える目標を掲げた。古紙や布類の収集回数を増やしたり、ごみ処理費用の一部を有料化したりして、焼却ごみの削減を推進。この結果、14年度以降は目標を達成している。

 環境省の調査によると、千葉市の一般廃棄物のリサイクル率は3割を超え、人口50万人以上の市では15年度まで6年連続で1位になっている。剪定枝リサイクルを全市に広げることで、リサイクル率の向上もめざす。





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