茨城・産廃リサイクル工場火災で死者 ファイアボール現象の危険とは – エキサイトニュース

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 茨城・稲敷市釜井の三和油化工場茨城工場で17日昼、「油が燃えている」と119番があり、建物内から年齢、性別不明の焼死体が発見された。

 県警や消防などによると、工場で廃油を処理しており、廃油などが入ったドラム缶の移動作業時に出火したという。消火活動中もアルコールやシンナーが入ったドラム缶が次々と爆発、炎上するなどし、鎮火までには4時間半を要した。

 40代の男性従業員と連絡が取れておらず、県警が身元確認を進めている。また56歳と35歳の男性従業員2人がヤケドを負った。

 同工場は筑波東部工業団地内に位置し、黒煙や火柱が上がり、周囲は騒然となった。県警は付近の道路を通行止めにし、市は周辺の749世帯、計1931人を対象に避難指示する大事となった。

 元東京消防庁消防官で防災アナリストの金子富夫氏は「この種の火災ではファイアボール現象と呼ばれる密閉されたガスや油が空気に触れ、一気に大きな丸い火の玉が発生することがある。大規模なファイアボールが起きていれば、数千度の灼熱が発生し、消防隊にも危険が及んでいたかもしれなかった」と指摘する。

 県警は出火原因を調べているが、まだ分かっていない。「ドラム缶が積み重なって、油がこぼれ、気化したものもたまっている場所で当然、火気厳禁です。電線のスパークやフォークリフトがかすって、火花が出たとか考えられる」(金子氏)

 同社は愛知県刈谷市に本社があり、茨城工場は6年前に開設したばかりだった。付近には住宅やゴルフ場があり、同社は「近隣の皆様に深くおわびします」とのコメントを出した。





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