清水建設、恵和興業、東北電力/石炭灰をリサイクル/安定した性状と供給/震災復興事業に提案 – 日刊建設通信新聞 (会員登録)

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エージング灰リサイクル資材

 清水建設と恵和興業、東北電力は、石炭火力発電所から発生してリサイクルされずに処分場に埋め立てられた石炭灰(エージング灰)のリサイクル技術を開発した。性状が安定していることと、大量のストックを生かした安定供給が可能な点が特長で、今後、東日本大震災からの復興事業での活用を目指し、自治体・省庁など関係機関に提案する。 石炭火力発電所から発生する石炭灰は、セメント原料や海面埋立資材に有効利用されることが多いものの、東日本大震災以降の石炭火力発電所発電量の増加に伴い、石炭灰が増加し、処分場に埋め立てられるエージング灰も増加傾向にある。
 今回開発した技術は、清水建設と恵和興業が宮城県南三陸町の災害廃棄物処理業務で実用化した災害廃棄物のリサイクル技術をベースに構築した。業務で培ったリサイクル造粒材の製造ノウハウを基に、処分場で湿潤化したエージング灰の含水率などを踏まえながらセメントと水を最適な割合で配合する手法を確立した。
 湿潤化したエージング灰は、原料炭の産炭地や発電所の運転条件などによって性状が変動する通常の石炭灰と比べて性状が安定しており、ストックも大量にあることから、需要量に応じた安定供給が期待できる。
 路盤材・盛土材に求められる品質管理基準・規格値をクリアし、特定有害物質の溶出量検査・含有量検査でも土壌汚染対策法の基準を満たすことを確認している。
 東日本大震災からの復興事業では、防潮堤や防波堤の築造、道路の新設・かさ上げなどに大量の地盤材料が必要とされており、関係機関に採用を提案する。





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