制服購入の新スタイル リユースショップ注目 – 大阪日日新聞

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大阪ニュース

2017年3月13日

 「こんなお店が欲しかった」―。大阪市福島区に2月、不用になった学生服などを安価で販売するリユース(再利用)ショップ「さくらや大阪店」がオープンした。制服購入の新しいスタイルとして、子育て世代を中心に注目を集めている。




制服購入の際の選択肢の一つに「リユース」を提案する倉森代表=大阪市福島区のさくらや大阪店

 使わなくなった制服や体操服を必要な人に提供する取り組みは近年、広がりを見せている。さくらやを全国展開するサンクラッド(本社・高松市、馬場加奈子社長)は、子育て世代の需要を背景に、6年間でパートナー店を23カ所まで増やしてきた。

 大阪店の倉森順子代表(48)は、夫の転勤で娘の制服や体操服を買い替えるたびに、家計への負担に悩まされた。「『おさがり』で十分なのに…」と感じていたが、転居先に知り合いもおらず諦めていた。さくらやの取り組みを知ったのは、そんな時。「同じ悩みを持つ子育て世代を応援したかった」と大阪店の立ち上げを決意。高校生になった娘も応援してくれた。

 同店は学生服や体操服を安く買い取り、定価の10〜40%の価格で販売。学校指定のかばんや柔道着なども取り扱っている。これまでに約50着の学生服が必要な客へ渡った。

 中学生の息子を持つ女性客は「部活や習い事にお金を使いたくて、制服にまで手が回らない。制服を安く購入できて助かった。今まで(リユースショップが)なかったことが不思議」と、同店の存在を喜ぶ。

 「励ましや賛同の電話も多い」と、予想以上の反響に驚く倉森代表。品ぞろえの充実が課題だが、周知が進めば需要、供給ともまだ伸びるとみている。

 倉森代表は「子育て世代のコミュニティーの場になるような店にしていきたい。今後は地元の障害者施設に洗濯を委託するなど、地域をつなぐ橋渡し的な店にもなりたい」と話す。

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 営業日は水曜(午後2〜4時)、木、金、第1土曜日(午前10〜午後4時)。問い合わせは電話090(9113)3908。


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