オブジェで体感する家電リサイクルの世界「METoA Ginza」 – 朝日新聞

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 東京・銀座にある「METoA Ginza(メトア ギンザ)」でユニークなイベントが始まった。先進的なクリエーターたちが映像エンターテインメントやアニメーション、オブジェなどで家電リサイクルの世界を表現する「Re−Birth in Ginza-家電リサイクルが創る、出会いと驚きの世界。」だ。三菱電機グループが定期的に開催しているイベントの第4弾で、入場は無料。会場にはくつろげるカフェもあるので、銀座を訪れた際に立ち寄ってみるのもいいだろう。

 1階のエントランスを入ってすぐの場所にはシャンデリアのようにきらめくアクリルのオブジェが展示されている。「Reincarnation-解体のシャンデリア-」と題したこの作品は、役割を終えた家電の解体・破砕をモチーフにしたもの。ここが家電の再生物語のスタート地点。エレベーターで3階へ上がると、さまざまな輝きを見せる多面体デザインのオブジェが展示されている。操作台に手をかざすと、その動きに反応してオーロラ色の光が流れる。こちらは家電の再生をモチーフにした「Reincarnation-再生−」。二つのオブジェはともに工業デザイナーの川本尚毅さんによるものだ。

 3階では他にも、かわいらしい小人が家電を生まれ変わらせる様子をコミカルなアニメーションで表現した「カイタイノセカイ」を展示。本のようなインターフェースに触れると、その部分がズームインされる。おとぎ話の世界のようなこの作品は、インタラクションアーティストの岡田憲一さんと空間デザイナーの冷水久仁江さんが組むクリエイティブラボ「LENS」によるものだ。

 その奥のパネルでは、手作業による解体から機械による破砕、さらに磁石の力で鉄を回収し、静電気の力でプラスチックを選別するなど、家電リサイクルの工程を10段階に分けてわかりやすく解説している。また外国語や手話ができなくても外国人や聴覚障がい者とコミュニケーションできる「しゃべり描きUI」や、LED照明の種類による明かりの違いを体験できるコーナーなどもある。

 その後2階に降りると、このイベント最大の目玉ともいえる映像エンターテインメント作品「Re-Birth-循環の鼓動を聴く-」を巨大な64面マルチディスプレーで楽しめる。細かく粉砕された家電の素材が迫力ある太鼓のリズムとともに舞い踊り、生まれ変わっていく。そんなイマジネーションの世界を、23カ国で約700万人を動員してきた和太鼓集団「DRUM TAO」の迫力あるパフォーマンスと、畳谷哲也さんによるCGアニメで表現したものだ。映像を監督した清水康彦さんは「使わなくなった家電の先には想像以上の物語が広がっています。循環する鼓動をぜひ体感してほしい」と語っている。

 最後に立ち寄りたいのが、1階にある「Me’s CAFE & KITCHEN」だ。オーストラリアのライフスタイルからインスパイアされた料理も楽しめるこのカフェでは、イベントとコラボした期間限定スイーツ(1日20食限定)を提供している。環境活動の3R(リデュース、リユース、リサイクル)にかけて3B(3種類のベリー)を使ったアイスケーキで、ストロベリー、ラズベリー、ブルーベリーの酸味とシナモンの香り、クルミの食感がマッチした上品なスイーツだ。ちなみにお皿とカラトリーも、土に還(かえ)る天然素材を使っているという。(文&写真 ライター・関川隆)

「Re-Birth in Ginza-家電リサイクルが創る、出会いと驚きの世界。」

会場:METoA Ginza(東京都中央区銀座5-2-1 東急プラザ銀座内)
開催期間:6月14日(水)まで ※2月27日(月)は休館日
時間:11時~21時
入場料金:無料

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