大塚家具、中古に再生託す 東京・有明に専門店 – 日本経済新聞

Home » ショップ » 家具 » 大塚家具、中古に再生託す 東京・有明に専門店 – 日本経済新聞
家具 コメントはまだありません

 大塚家具は9日、東京・有明のショールームに開く中古家具の専門店を報道公開した。10日にオープンする。消費者から下取りした家具を修理して、新品の半額以下ほどで販売する。10日に発表予定の2016年12月期の単独決算は最終損益が6年ぶりの赤字となる見込み。業績が低迷するなか、中古事業に再生を託す。

大塚家具が東京・有明にオープンする専門店(9日)
画像の拡大

大塚家具が東京・有明にオープンする専門店(9日)

 「家具選びの新しい選択肢を提供する」。大塚久美子社長は中古家具にかける意気込みを語った。

 有明に開くアウトレット&リユース店は既存のショールームの一部を使用。売り場面積約1400平方メートルで家具や照明、敷物など約800点を取り扱う。中古家具の専門店は大阪南港、横浜鶴見に続いて3店舗目。英国のソファやイタリア製のテーブルなど高級ブランドを充実させ、隣接する大塚家具の新品より求めやすい価格で提供する。

 俳優の伊勢谷友介さんが代表を務め、環境活動などを手がける「リバースプロジェクト」(東京・港)と組んだ新ブランドも発表した。下取りした家具を修理するだけでなく、クリエーターが新しい家具にデザインし直す。きりだんすを解体して、ガラスと組み合わせたコーヒーテーブルや、パステルカラーに塗り直した椅子などを披露した。

 大塚家具によると、同社で中古家具を購入した客の6割が中古以外の家具やインテリア用品を合わせて購入している。昨年秋に始めた家具の下取りサービスでは査定依頼件数が1万6千件を超えた。大塚社長は「大切な家具を捨てられずに困っている方は多い。新しい家具の市場ができる」と自信を見せる。

 イケア・ジャパンも1月にイケアの家具限定で下取りを始めた。修繕した上でアウトレットコーナーで販売している。

 大塚家具が10日に発表予定の16年12月期の単独決算は最終損益が大幅な赤字となる見込み。月次の売上高は16年5月から前年割れが続いている。中古家具の下取りと販売で、家具の買い替えを促す。

コメントを残す