オリックス、船舶ファイナンス事業を拡大へ| ロイター – ロイター

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[東京 25日 ロイター] – オリックス(8591.T)は船舶ファイナンス事業を拡大する。海運市況の回復が鈍いなか、欧州系の銀行が同セクターへの貸出資産を削減していることから、優良債権を割安で取得できる好機と判断した。

同社の伏谷清専務執行役がロイターの取材に答えた。

オリックスが現在保有する船舶関連ローン債権は約100億円。英銀行大手のロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L)から船舶担保ローン債権を2億8900万ドル(約329億円)で取得することで合意している。伏谷氏は「10億ドル(約1000億円)単位の案件でも検討可能」としたうえで「そういう話はたくさん来ている」と、他行からも打診があることを明らかにした。

欧州の銀行は海運業界への貸出で中心的役割を担ってきたが、金融規制の強化や中国の景気減速による市況低迷から、船舶ファイナンス事業を縮小している。伏谷氏によると、収益目線に合うローン債権が出始めており「欧州勢の貸出ポートフォリオのうち健全な貸出先のものを買いたい」と意欲を示す。

優良な船主へのローンは利幅が薄くアップサイドが限定的だが、伏谷氏は、船舶ローン債権への投資はリターンに対しリスクが低いとみている。また、貸し出しを通じて、新造・中古船の売買の案件や用船の仲介などのビジネス展開が狙えるとしている。

さらに、海外の船主の間では資金の出し手の紹介に関心が高いという。伏谷氏はオリックスを通じて、借り手と日本の機関投資家を引き合わせることも可能になると述べた。

(浦中大我)





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