パーマ大佐びっくり「森のくまさん」パロディー「著作権侵害」で提訴も – スポーツ報知

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 米国民謡が原曲の童謡「森のくまさん」の歌詞を無断で改変されたとして、日本語訳詞を手掛けた作家で作詞家の馬場祥弘さん(72)が18日、お笑い芸人のパーマ大佐(23)とレコード会社のユニバーサルミュージック(東京都港区)に対し、CDやDVDの発売中止と慰謝料300万円などを求める通知書を送った。この日、馬場さんの代理人は会見で「何の承諾もなく発売され、著作権が侵害された」とし、今後の対応次第では法的措置も辞さない構えを見せた。

 誰もが一度は聴いたことのある「ある~ひ~ もりのなか~」で始まる「森のくまさん」の歌詞を巡って、訳詞者とお笑いタレントの間でトラブルが発生した。

 ピアニストの母親の影響で2歳から音楽の英才教育を受けているパーマ大佐。人気に火が付いたのが今回問題となった「森のくまさん」のパロディー版だった。童謡の歌詞の間に「クマと恋に落ちて警察から逃げる」という全く異なる世界観の歌詞を加え、ダチョウ倶楽部の上島竜兵(55)とタレント・鈴木奈々(28)が出演したPVも話題となった。

 馬場さんの代理人の三木秀夫弁護士によると、昨年11月ごろ、日本音楽著作権協会(JASRAC)を介し、ユニバーサル側から「歌詞に加筆する承諾を得たい」と連絡を受けたが拒否。しかし、12月に「許可をいただいた」として、CDのサンプルが届いた。歌詞カードには「訳詞」として馬場氏の名前が明記されていた。

 オリジナルの歌詞には手は入れられていないが、勝手に書き加えられたことを馬場さんは問題視。三木氏によると「自分の詞とは情感に反する。改変後の詞も自分が作ったような表記はおかしい」と話しているという。馬場さんはCDとDVDの発売中止、回収と慰謝料300万円、動画投稿サイト「YouTube」の動画削除を求める内容証明を送付。応じない場合には、損害賠償請求など法的措置を取ることを示唆した。

 これに対しユニバーサル側は「当該商品につきましては、適切な手続きを踏まえ販売致しております。現時点では当社に書面が届いておりませんので、これ以上のコメントは差し控えます」とコメント。一方、パーマ大佐の所属事務所・太田プロは「手続きに関しては、すべてレコード会社側に任せております」と回答した。本人に状況を伝えたところ、驚いていたという。パーマ大佐はこの日、都内で行われたライブに参加したが、「森のくまさん」は歌わなかった。

 ◆パーマ大佐(パーマ・たいさ)本名・國土郁音(こくど・いくと)。1993年8月26日、埼玉県北本市生まれ。23歳。高校在学中の2008年から活動を開始。ピン芸人での活動のほか、過去にはお笑いコンビ「スタートライン」「酒井・國土」「豆腐マーシャン」の名前で「M―1グランプリ」「THE MANZAI」などに出場経験あり。特技はボイスパーカッション、縦笛、ウクレレ。血液型B。

 ◆過去の著作権騒動

 ▼森進一 2006年のNHK紅白歌合戦で、川内康範氏が作詞した「おふくろさん」の冒頭にセリフを追加。川内氏が「自分の作った歌じゃない」と森に抗議。08年、謝罪がかなわないまま川内氏は死去。関係者を通じ和解し、この年の紅白で再び解禁した。

 ▼沢田知可子 ヒット曲「会いたい」の替え歌をテレビの番組で披露したり、改題して歌詞を変更した楽曲をアルバムに収録したことなどから、14年11月、作詞の沢ちひろ氏から提訴される。15年7月に沢氏側が訴えを取り下げ。

 ▼平浩二 15年12月、沢久美氏が作詞した「ぬくもり」(同年5月発売)がMr.Childrenのヒット曲「抱きしめたい」の歌詞に酷似し騒動に。「ぬくもり」が収録されたCD「愛・佐世保」は回収となった。





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