中古スマホ、エイスース「ZenFone 2」が好調な理由 – 日経トレンディネット

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 近ごろ、アキバの中古ショップではエイスーステック・コンピューターのSIMフリースマホ「ZenFone 2」が売れ行きを伸ばしているという。もともとSIMフリースマホでは人気のある定番シリーズだが、なぜここにきて売れ始めているのだろうか?

エイスーステック・コンピューターのSIMフリースマホ「ZenFone 2」。中古品の流通量は多めで、複数の在庫を並べているショップが多い

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背面パネルはプラスチック製ながら、ヘアライン加工が施された金属のような質感となっている

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2万円台前半の安さながら性能に不満なし、APN情報の自動設定機能も

 じゃんぱら 秋葉原本店の高橋昭義氏は「ZenFone 2が売れる理由は、ズバリ3つ。程度のよい中古品が2万円台前半の手ごろな価格で買えること、各社の高性能モデルに匹敵する性能を持っていること、そしてMVNOの格安SIMで使い始めやすいことだ」と指摘する。

 ZenFone 2はメモリー容量によって複数のモデルが存在するが、メモリー2GB+ストレージ32GBの標準的スペックの中古品が2万2000円前後と、2万円前半の手ごろな価格帯で買える。2015年5月の発売当初は5万円近くしただけに、割安感は強い。中古相場が下がったのは、後継モデルの「ZenFone 3」が海外で発表されたから。すでに台湾など一部の地域では販売が始まっており、日本でも「間もなく発売」とアナウンスされている。世代交代が迫ったことで相場が下がり、買い得感が出てきたのだ。

使用感の少ない中古品は2万2000円前後で売られていた。わずかなキズはあるものの、使用感はほとんどない

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目立つキズのある中古品(左)は1万7800円と、2万円を大きく切る価格で入手できる

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 手ごろな価格ながら、スペックは高い。5.5型の大きなフルHD液晶やインテルのクアッドコアCPU「Atom Z35x0」、2G~4GBの内蔵メモリーなど、発売当初は“性能怪獣”(パフォーマンス・モンスター)と呼ばれていただけあってなかなかの内容だ。プラスチックを使った外観こそ高級感に欠けるものの、性能自体はソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia Z3 SO-01G」などのハイエンドモデルに匹敵する。

 2万円前後でNTTドコモ扱いのスマホを選ぶとなると、サムスン電子の「GALAXY S4 SC-04E」など、3~4年落ちの旧モデルしか予算的に選べない。それ以上新しいものは、3万円を優に超えてしまう。だが、ZenFone 2ならばより性能の高い1年落ちのモデルが入手できるのだ。スペックが貧弱で3年間使い込まれた旧モデルよりも、サクサクと使えて新しいSIMフリースマホのほうが魅力的なのはいうまでもない。

 MVNOの格安SIMで使い始めやすいことも見逃せないポイントといえる。NTTドコモなどキャリア扱いのスマホでMVNO各社の格安SIMを使う際、接続先の情報(APN)を1つ1つ手入力して設定する必要がある。スマホに慣れた人にとっては何でもないが、入門者にとってはかなりやっかいな作業だ。

 だが、ZenFone 2は格安SIMをはじめとした主要キャリアのAPNをプリセットした状態で出荷されており、SIMカードを認識するとAPNなどの接続情報を自動的に設定してくれる。「端末とSIMを買ったら面倒な設定なしにすぐに利用できる」という便利さが、キャリア向けスマホにはないポイントとして評価されているのだ。

ZenFone 2は、MVNOをはじめとする国内の主要キャリアのAPNをあらかじめセットした状態で出荷されている

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多くの格安SIMは、SIMカードを入れるだけでキャリアが自動選択されてAPNが設定済みになる

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(文/白石ひろあき)

※価格情報は、すべて2016年8月10日調べ。記事中の価格は、基本的に消費税8%を除いた税別の金額を記載しています。しかし、秋葉原では8%の税込み価格のみ掲示している販売店が多数を占めることを考慮し、例外的に消費税8%を含む税込み価格で表記します。税別価格のみ掲示している商品は、金額のあとに(税別)の表記を入れています。ご了承ください。価格は変動する可能性があり、在庫切れになるケースもあります。





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