使うあてがなくても絶対欲しい、独リラ社の“楕円偏心芯色鉛筆”「COLOR STRIPE」 – ケータイ Watch

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 ドイツにはモンブランやペリカンなど、筆記具の老舗が多い。ステッドラー、ファーバーカステル、リラ(LYRA)の3社はドイツの鉛筆メーカーとして日本でも有名だ。

 日本でのブランドイメージは、ステッドラー社の場合は“製図・設計用に強い”印象が強く、鉛筆ならMars Lumographが定番だ。ファーバーカステル社は、世界最古の筆記具メーカーであり、パーフェクトペンシルや、鉛筆ならCASTELL9000はあまりにも有名な歴史的鉛筆だ。そして、今回ご紹介するリラ社は、多くのモノクロ、カラー鉛筆を発売しているが、その最大の特長は、指に柔らかい三角木軸を採用した製品が多いことだ。

 三角の木軸は一般的な六角形の鉛筆よりも指当たりが柔らかく、長時間の筆記やドローイングにも最適だ。すでにファーバーカステル社やステッドラー社の鉛筆も、一生使い切れないほどストックしているのだが、様々なデザインや書き味、シンプルながらまだまだ工夫の余地のがある鉛筆の世界は、極めて奥が深く、万年筆とはまた違った、超魅力的な魔界地獄だ。

LYRA社のベスト・プロダクト「カラーストライプ」 ファーバーカステル社(右上)、ステッドラー社(下)はドイツを代表する筆記具メーカで伝統的な鉛筆の老舗でもある。リラ社カラーストライプ(左上)

 今回は、たまたま出かけた六本木ヒルズでリラ社の「カラーストライプ色鉛筆」を見つけてしまった。カラーストライプ色鉛筆は、今から3年も前にフランクフルトで開催された文房具の世界的展示会である「Paper World」で同社が発表し、その年のレッド・ドット・デザイン・アワードのBest of The Best賞を勝ち取った色鉛筆だ。

 実は欲しかったのは「赤鉛筆」だけだったが、あいにく単色販売は赤が品切れ。やむなく高額な8色セットを購入することになってしまった。もっともその時の衝動買いパワーなら、8色セットがたとえ16色セットであろうとも購入していたのは間違いないところだ。

 この鉛筆、パッと見は芯と同色のカラーストライプが鉛筆の側面全体を端から端まで貫いている感じなのだが、ストライプに見えているのは、実は色鉛筆の芯そのモノなのだ。普通の色鉛筆の断面が丸芯なのに対して、カラーストライプは約2倍の面積がある楕円芯を実現している。

 そして、楕円芯を同社の伝統的な緩い三角木軸に上手く収め、楕円芯の一方の頂点を三角木軸の頂点に露出させることで、楕円芯の露出部分が大きくなり、独特の筆記、描画スタイルを実現しているのだ。

 実際に、カラーストライプ鉛筆を使って、鉛筆を傾け平面のベタ塗りをやってみればその効果は絶大だ。今まで、筆者の中では、どうしても、ステッドラー、ファーバーカステル、リラの順序で見ていたが、カラーストライプの登場で、リラ社とそのプロダクトを見る目が大きく変化した。やはりドイツは「必然のデザイン」を最も見える形で具現化しているデザイン大国だ。

リラ社のカラーストライプ(赤)をはじめ、世界の鉛筆は奥深い味わいと機能を持っている 筆者の購入したLYRA社のカラーストライプ(8色セット) 鉛筆削りが付属する
断面を見ると一目瞭然だが、断面が楕円形の色芯が三角木軸のひとつの頂点になるように偏心してサンドイッチされている カラーストライプ鉛筆の削った先の一部は芯の露出が極めて大きく、鉛筆を寝かせて描くことで平面の塗りつぶしに特別の描画効果を発揮する


商品名 実売価格 購入場所
リラ社 カラーストライプ色鉛筆(8色) 2100円 六本木ヒルズ4階 Toffy

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